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アニメ「ワールドトリガー」梶裕貴が「ガロプラはオタク心をくすぐる」と熱弁

2021年03月28日 11:31  コミックナタリー

コミックナタリー

TVアニメ「ワールドトリガー」ステージイベントの様子。左から梶裕貴、村中知、島崎信長。
葦原大介原作によるTVアニメ「ワールドトリガー」2ndシーズンのステージイベントが、本日3月28日にオンライン開催されている「AnimeJapan 2021」内で行われた。

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テレビ朝日系列にて1月より2ndシーズンが放送中のアニメ「ワールドトリガー」。イベントには空閑遊真役の村中知、三雲修役の梶裕貴、ヒュース役の島崎信長、永富大地プロデューサーが登壇した。この日のイベントは朝9時から開催されたこともあり、キャスト陣が「だいぶ寝不足じゃないですか?」と27日深夜から放送された第11話を視聴したファンを気遣いながらイベントはスタートした。

イベントでは、早速2ndシーズンのエピソードを3人が振り返っていくことに。まず話題に上がったのは、ガロプラ戦。梶が「いつまで経っても出てこない」と序盤に修や遊真の登場シーンがないことに触れると、村中も「視聴者目線の感想しかない」と同意する。島崎も収録していた当時を振り返り「原作通り行けばそうなんですけど、正気かって(笑)」とコメント。永富プロデューサーも「久しぶりにアニメが再開して頭4話登場しない」と笑いながら、現場でも登場がないことが議論になっていたことを明かした。

2ndシーズン序盤で活躍するヒュースを演じた島崎は「モノローグもとても多くて。ヒュースが何を考えて、こういう意図で行動しているっていうシーンが多かったんですよ」と話し、味方になる流れを感じていたと振り返る。さらに「陽太郎とのコンビ感もすごくいいですし、レギンデッツのテンパり感もすごくよくて」と島崎が続けると、村中も「レギンデッツがヒュースにやられて地面にひれ伏されているときに『もっといけヒュース!』ってなんかすごい喜んじゃいました」と興奮した様子で話した。

話はさらに盛り上がり、梶は「ガロプラはすごくオタク心をくすぐってくる」と持論を展開。続けて「少年たちがいいんですよね。声も村瀬くんとか白石さんとか、あのラインでクレバーな雰囲気っていうのが見ていてドキドキしましたね」とヨミ役の白石涼子、レギンデッツ役の村瀬歩らの名前を出しながら熱弁する。島崎も「クレバーだからこその気の立ったときとか、動揺したときの輝きが」と熱っぽく語り、梶も「もっとガロプラの人たちを見ていたいと思いました」と彼らの魅力を伝えた。

玉狛第2、生駒隊、王子隊がぶつかり合う2ndシーズン終盤のROUND6の話題では、梶がヒュースの入隊をボーダー上層部に掛け合う修の活躍に言及。梶は「戦闘だけじゃない部分の修の持ち味をすごく見せてくれた」と感想を述べ、「あの回は原作を読んでいて、2ndシーズンでは気合を入れて演じる場所だなと思っていたのでがんばりました」としみじみと語った。

イベントでは、3rdシーズンの放送時期が10月に決定したことも発表に。さらに3rdシーズンの開発中のカットも公開されると、キャスト陣からも驚きの声が上がる。島崎は「原作を読んでいる人ならピンとくる」と場面カットを見てコメントし、3rdシーズンで描かれる物語に期待を寄せた。

最後の挨拶では、村中が来週の放送が最終回になることを触れ「毎週みんなで盛り上がって観られてうれしかったです。10月から3rdシーズンが放送になります。未来が決まっておりますので安心してください」と物語が続いていくことを強調。未視聴の人に向けても「キャストみんなが口を揃えて面白いと言っていますので、自信を持ってオススメします」とアピールした。そして、登壇者による「トリガーオン」の掛け声でイベントは幕を閉じた。

■ アニメ「ワールドトリガー」3rdシーズン
テレビ朝日系列にて2021年10月より放送

■ アニメ「ワールドトリガー」2ndシーズン
テレビ朝日系列にて毎週土曜日25:30より放送中

□ スタッフ
原作:葦原大介「週刊少年ジャンプ」「ジャンプスクエア」(集英社)連載
製作:東映アニメーション

□ キャスト
空閑遊真:村中知
三雲修:梶裕貴
雨取千佳:田村奈央
迅悠一:中村悠一
ヒュース:島崎信長
ほか

※島崎信長の崎は立つ崎が正式表記。

※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

(c)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション