ビズヒッツは3月26日、「夫の転職に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2~3月にネット上で実施し、転職経験のある夫をもつ既婚女性500人から回答を得た。
夫が転職して困ったこと1位は「収入の減少」(137人)。具体的には、「収入がリアルに半減しました」(30代/専業主婦)、「転職先では、1年程度見習い扱いで、給与が安かった」(50代/会社員)のほか、住宅手当など各種手当てがなくなって困ったという声が寄せられた。
2位は「生活リズムの変化」(79人)で、「家を出てから帰宅までの時間が長くなったので、ワンオペの時間も延びた」(20代/会社員)という人もみられた。3位以降、「無収入の期間ができた」(75人)、「引っ越し」(45人)、「夫の精神状態が悪化した」(37人)が続いた。
夫に転職を告げられたタイミングで最も多かったのは「転職を考え始めたとき」(51.0%)。次いで「転職先が決まってから」(11.6%)、「転職活動中」(8.0%)となった。
一方、転職失敗談「給料減ったし、愚痴も多い」
夫が転職してよかったと思うと回答した人は計85.4%。具体的には、
「仕事のストレスから家でずっと暗い顔をしていて、こどもに八つ当たりすることなどもあったので、それが改善されて良かった」(30代/専業主婦)
「収入は下がってしまったが、前職はシフト勤務で肉体的にかなり辛そうだったので、心身共に安定して働ける方が良かったと思う」(40代/専業主婦)
という声が寄せられた。一方、転職して悪かったと思うと回答した人からは、
「収入は上がったけど人間関係がきつく、環境が良くなさそう」(20代会社員)
「給料減ったし、愚痴も多い。それだったら、前の会社で給料あって愚痴が多いほうがいい」(40代パート・アルバイト)
などの声もみられた。