3月27日、2021年シーズンの開幕を前にしたスーパーGT公式テストのセッション2が14時から富士スピードウェイで行われた。気温16度、路面温度が24度というコンディションのなか、GT500クラスはau TOM’S GR Supraがトップタイムをマーク。2番手にENEOS X PRIME GR Supraが、3番手にAstemo NSX-GTが続いた。GT300クラスはたかのこの湯 GR Supra GTがトップタイムをマークしている。
セッション再開後も両クラスとも最速タイムが塗り替えられることがないまま、それぞれ10分間の占有走行の時間を迎えようとした矢先、WedsSport ADVAN GR SupraがGRスープラコーナーでマシンを止めてしまったことから2度目の赤旗が掲示され、2クラス混走での走行はこの赤旗をもって終了となった。
GT500/GT300クラスの専有走行はそれぞれ10分間行われたが、GT300専有走行では堤が記録した1分36秒931を上回る車両は現れず。一方GT500クラスの専有走行は終盤にアタック合戦が繰り広げられるなか、au TOM’S GR Supraの坪井翔が最終アタックで1分27秒760を記録しトップに浮上した。
GT500クラストップタイムはau TOM’S GR Supra、2番手にENEOS X PRIME GR Supra、3番手にホンダNSX-GT勢トップののAstemo NSX-GTが、4番手にはDENSO KOBELCO SARD GR Supraが、5番手にはニッサン勢トップのMOTUL AUTECH GT-Rが続いている。なお、午前に行われたセッション1でGT300の車両と接触するアクシデントに見舞われたCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rはコースインすることなく、セッション2を終えている。
GT300クラスは、1分36秒931をマークしたGTA-GT300マシンのたかのこの湯 GR Supra GTがトップ。2番手には序盤に1分37秒072を記録したUPGARAGE NSX GT3が、3番手にJLOC ランボルギーニ GT3が、4番手には30号車 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTが、5番手にはLEON PYRAMID AMGが続いている。