2021年F1バーレーンGPの金曜、フェラーリのカルロス・サインツJr.はフリー走行1=8番手/2=4番手だった。
FP1では15周を走り1分32秒366、FP2では26周のなかで1分31秒127を、それぞれソフトタイヤで記録した。
■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
カルロス・サインツ フリー走行1=8番手/2=4番手
2回のセッションのコンディションは全く違っていた。FP1ではすべてがいつもどおりに感じたが、FP2に入ったら、風と路面温度が大きく変化した。マシンとバランスがトリッキーな状態になり、マシン同士の差が全体的に縮まったようだ。ショートランでのパフォーマンス差がこれほど小さいことに驚いたよ。
ラップを重ねるごとにマシンへの理解が進む。マシンの挙動や変化していくコンディションにどう適応していくのかが分かってくる。こういうことには時間が掛かるので、クリーンな金曜日を過ごし、プログラムを完了できたことは、僕にとって重要だった。
明日はまた異なる状況になるだろう。風などのコンディションが違うだろうから、予選に向けて準備を整えていくために、一歩ずつ進めていく必要がある。