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中上貴晶「重要なFP2で、最初から最後までフロントブレーキに問題」/MotoGP第1戦カタールGP初日

2021年03月27日 12:11  AUTOSPORT web

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2021年MotoGP第1戦カタールGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
3月26日、2021年MotoGP第1戦カタールGP MotoGPクラスのフリー走行が行われ中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は総合14番手となった。ロサイル・インターナショナル・サーキットでは、カタールGP、ドーハGPの2連戦が開催される。

 中上は気温36度まで上昇した2021年シーズン最初のフリー走行1回目で、チームメイトのアレックス・マルケス(LCRホンダ・カストロール)に次ぐ1分55秒754をマークし12番手となった。

 しかし、25度まで気温が下がったナイトセッションとなるフリー走行2回目ではフロントブレーキに問題を抱え、タイムの更新は1分54秒199にとどまった。上位勢はさらにタイムを更新してきたため総合では14番手になっている。

 先日行われたカタール公式テストのデータを確認しながら走行したというが、完璧なアタックができず、予選に向けてやや目標タイムを修正することにしたという。とはいえ、FP3でダイレクトでのQ2進出を目標にしていることには変わりはない。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(FP1:12番手/FP2:14番手)
「今日は少し苦戦しました。重要なFP2で、最初から最後までフロントブレーキに問題がありました。セッション中に部品を交換して直そうとしましたが、解決することはできませんでした。ポジティブなことは明日へ向けてどこを改善すべきなのか分かっていることです。前向きになれるようにがんばります。明日は明日です。もっといい走りをして、いい結果を残したいです」