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年収950万円、40代独身男性の倹約生活「車はヤフオクで購入。外食は株主優待です。老後2000万円問題は余裕でクリアしました」

2021年03月27日 08:10  キャリコネニュース

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平均世帯年収552万円(2019年厚生労働省調べ)の今、世帯年収800?1000万円というと多少余裕がありそうだが、実際のところどうなのか。

キャリコネニュース読者の30代女性(金融系/世帯年収950万円)は「食事にお金をかけられるので、いつもおいしいものを食べています。出かけようとなれば、いつでも出かけられるし、ワンシーズンに1回旅行に行っています」と華やかな暮らしを楽しんでいる。しかし「夫が車好きなので、車にお金がかかります」と不満も述べた。(文:中島雄太)

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「家はリフォーム済み中古住宅を購入。すでに完済しました」


富山県の40代男性(金融系/世帯年収950万円)は、現在独身で、父親と2人で暮らしている。男性は「私が購入した家で生活しています。よくある想像とは違い、質素な生活をしています」と語り、「自炊を中心とした生活を送っている」とのコメントも寄せた。

「車はヤフオクを使い、数万円で購入しました。外食は株主優待の利用がメイン。住宅はローン金額を少なくするため、リフォーム済み中古住宅を購入。すでに完済しました。基本的に私はケチです」

と明かし、倹約生活の実態を述べる男性。「増えた収入に振り回されず、うまくお金を使って、生活を豊かにできた実感があります」と満足感を示す。浮いたお金は、貴金属や現物株に分散しているという。男性は、

「老後2000万円問題は余裕を持ってクリアしているので、蓄財と消費のバランスを取りながら、より良い生活を送っていくつもりです」

と決意を語る。一方で、「仕事が忙しくて、好きなタイミングで長期間休暇を取れなくなりました」と不満もこぼした。

「欲しいものは我慢せず買うが、洋服は節約している」

都内の30代女性(流通業/世帯年収850万円)は「彼氏と同棲していて、生活費を折半しています」と語る。新型コロナウイルスの影響もあり、「ボーナスが下がっているので、2人で年収が150万円ほど下がりました」と嘆く女性。一方で、「子どもがいないため比較的自由度が高いです」と満足感も示した。日頃の生活については、

「欲しいものは我慢せず買えますが、家具など大きい買い物をしたときは、少し切り詰めることがあります。食材の買い物は、安いスーパーで済ませています」

と明かす。しかし、共働きのため「週に2~3回は、夕食をコンビニやチェーン店のテイクアウトで済ませます。外食も月に2~3回します」と打ち明ける。洋服に関しても「ファストファッションを積極的に活用し、出費を抑えています」とコメントを寄せた。

また、女性は毎月数万円を投資に回しているが、「退職金制度がない会社に勤めているので、本当はもう少し将来の蓄えをしておきたいです」と心境を吐露している。

※キャリコネニュースでは引き続き「あなたの世帯年収への不満を教えてください」や自分の性別がマイナスになっていると感じたことなどのアンケートを募集しています。

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