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カーダシアン&ジェンナーきょうだいの母、純資産207億円超も「離婚するまでお金に疎かった」

2021年03月26日 11:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

一大エンパイアの立役者であり、敏腕“momager”のクリス・ジェンナー(画像は『Kris Jenner 2021年3月23日付Instagram「Thank you so much @wsjmag and @jonathanvanmeter for the amazing cover and story!」』のスクリーンショット)
カーダシアン&ジェンナーきょうだいの母で子供達のマネージメントを手がけるクリス・ジェンナーは、敏腕“momager”(mom + managerを掛け合わせた造語)として知られる。純資産207億円超と言われるクリスだが、30代半ばで最初の夫と離婚するまではお金に疎く、請求書の支払いすら自分でしたことがなかったという。

人気リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』でエグゼクティブ・プロデューサーを務めるクリス・ジェンナーは、O・J・シンプソン事件で弁護団の1人を務めた最初の夫であるロバート・カーダシアン氏との間にコートニー、キム、クロエ、ロブの4人を、そしてモントリオール五輪(1976年開催)の金メダリスト、ブルース・ジェンナー(のちにケイトリンと改称)との間にケンダル、カイリーの2人の娘を授かった。

子供達はリアリティスターとして活躍する傍ら、実業家やモデルなどとしてそれぞれ大きな成功を収めており、カーダシアン&ジェンナー一家の純資産総額は20億ドル超(2180億円超)と言われている。2020年10月に『Forbes』誌が発表したデータで「純資産1億9000万ドル(約207億円)」と伝えられ、その卓越したプロデュース力で“momager”(mom + managerを掛け合わせた造語)としての才能を発揮するクリスは、カーダシアン&ジェンナー一家が築きあげた一大エンパイアの陰の立役者として、ハリウッドや実業界から一目置かれる存在だ。

そんなクリスがこのほど『WSJ』のインタビューに登場し、30代半ばで最初の夫ロバート・カーダシアン氏と離婚するまではお金に疎く、請求書の支払いすら自分でしたことがなかった―と明かした。

「ロバートとの離婚最中のある日、友人のシェリ・アゾフ(音楽界の大物アーヴィング・アゾフの妻)に聞かれたの。『庭師にはいくら払っているの?』って。私は『知らないわ』って答えた。そうしたら『知らないの?』って言われて。私にとってはあの日がターニングポイントだったわ。お金に疎いことを恥ずかしく思った経験だった。」

家計管理は有能弁護士の夫に任せきりで、自身は豪邸でセレブな生活を送っていたクリス。しかしそんな能天気なライフスタイルはカーダシアン氏との離婚をきっかけに一変した。

「昨日まで全く無縁だった様々な責任が突然、目の前に降りかかってきたんだもの。それらを自分で理解する必要があった。幸いにも私はいろんなことに注意を払う、飲み込みの早いタイプ。自分がしっかりしなきゃならないってことに気付けたの。」

やりくりに苦労した時期こそあったが、それでも家計管理はきちんと行っていた―と当時を回想するクリス。離婚後はそれまで夫任せだった請求書の支払いも自ら行い、自らお金を稼ぎ、自らの確定申告を行う生活へとシフトしたが、経済的自立を図れたという事実は、

「何物にも代えがたい、大きな達成感だったわね。」

と振り返っている。

現在は末娘カイリーの「Kylie Cosmetics」でCEOを務めるほか、他5人の子供達が運営する様々なビジネスのすべてに役員として名を連ねるクリス。しかしそれだけでは飽き足らず、

「私は人々があらゆる方法でお金を稼ぐ姿に興味を覚えるの。ビジネスの世界が大好きなのよね。」

と常にアンテナを張り巡らせており、現在は独自のスキンケアラインの立ち上げやクリッシー・テイゲンとコラボした新たな事業のローンチを控えている。

世界にその存在を知らしめた大人気番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』は今年、第20シーズンをもって放送が終了するが、クリスはすでに「Hulu」と複数年の契約を結んだことを明かしている。平均的退職年齢は66.85歳(Annuity.orgより)と言われるアメリカで、今年まさにその66歳の誕生日を迎えようとしているクリス・ジェンナー。しかしカーダシアン&ジェンナー家の現役家長として、エンパイアのさらなる発展に貢献できるだけの余力は十分に保っていそうだ。

画像は『Kris Jenner 2021年3月23日付Instagram「Thank you so much @wsjmag and @jonathanvanmeter for the amazing cover and story!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)