結婚生活を円満に続けていくためには、お互いの信頼関係が欠かせない。信頼関係が崩壊してしまった場合、修復は難しく、離婚を選択する夫婦も多い。とりわけ信頼関係を壊す要因として挙げられるのが不倫だ。
キャリコネニュース読者の30代女性は、夫に不倫された経験を持つ。「職場の既婚子持ち女性との不倫が発覚しました。離婚しようと思いましたが、踏みとどまりました」と振り返る。今回は、不倫された側のリアルな心境を紹介する。(文:中島雄太)
「夫の存在、自分の苦しみすらもバカバカしいです」
女性は夫の不倫発覚後の心境について「本当に傷つき、しばらく口をきくこともできませんでした」と語り、離婚も考えたという。しかし、夫から「二度と傷つけるようなことはしない。今回自分が与えた苦しみから回復できるよう支えていきたい」と言われたため、関係再構築を選択した。
「自分の悪かった部分も省みて、家族3人で過ごすうちに『離婚しなくてよかった』という気持ちになり、良い関係で過ごしていました」
さらに「諦められなかった第二子も、話し合いのうえ妊娠できました。戸建ての新築も契約しました」と良いことが続き、幸せを実感していた女性。しかし、その幸せも長くは続かなかった。
「やっと産休に入るというタイミングで、2人のメールを見つけてしまいました。問いただしたところ、『一度も別れていない』と言われました」
女性は「苦しみ、悲しみ、屈辱感。それを通り越して、もはや夫の存在、自分の苦しみすらもバカバカしいです」と語り、「人を信じることや家族を思いやる気持ちを、どうやって子どもたちに教えてあげたらいいのかと涙が溢れてきます」と胸中を明かした。
「不倫相手がいる会社へ毎日夫を送り迎えしているが、ただただ苦しい」
40代の女性は、5年ほど前に夫の不倫を知った。「3年以上も不倫していることを知ったときは、なにも信じられず苦しい日々でした」と振り返る。不倫を知ったきっかけは、1通のメールだ。女性は「夜中に寝ぼけて携帯を触ったところ、夫のものでした。その際にメールを受信したため、その内容を見てしまいました」といきさつを語る。
不倫を知った女性は夫を恨むこともせず、「浮気される私が悪いのでは?」と落ち込み、夫に離婚を告げた。しかし夫は離婚を認めなかったため、女性はさらに悔しさと悲しみの日々を送ることになる。
「毎朝毎晩、私は主人を駅まで送り迎えしています。あの彼女のいる会社へ向かう主人を、どんな気持ちで送り出し、どんな気持ちで迎えたら良いのかわかりません」
女性は「私に気持ちはないのに、離婚はできない。家政婦にでもなった気分です」と語り、「ただただ生き地獄のような結婚生活」と続けた。あと3年で息子が大学を卒業するため、「そこであらためて離婚を告げます。あと3年、2年と指折り数えながら過ごしています」とコメントを寄せた。
※キャリコネニュースでは引き続き「不倫したこと・されたことはありますか?」や自分の性別がマイナスになっていると感じたことなどのアンケートを募集しています。
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