2021年03月25日 13:31 リアルサウンド
スリーピース・ピアノロックバンドWEAVERで、ドラムと作詞を担当しながら、小説家としても活躍している河邉徹の新作小説『僕らは風に吹かれて』(3月10日/ステキブックス刊)が発売され、発売1週間で重版が決定した。
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本作は、河邉にとって4作目にして、はじめて音楽・バンドについてをテーマにした小説となった。コロナ禍の影響で、自身も思うようにバンド活動ができなくなった中で書き上げた一作。作中にも時世を思わせるエピソードが盛り込まれており、今だからこそ書き上げることができた作品といえる。バンド活動をする河邉だからこそ描けた、音楽的な観点からも楽しめる内容となっている。
そんな本作の出版を記念したサイン会&オンライントークショーが、4月24日にSHIBUYA TSUTAYAで開催されることが決定。トークショーには、河邉、竹田昌和(ウソツキ)、白井将人(Halo at 四畳半)が参加。3人はプライベートでも親交があり、以前「そっくり3」というバンド名でライブをしたこともある仲。本作でも描かれている現代のバンド事情を、3人がリアルに語り合う。
■河邉徹(かわべ・とおる)プロフィール
1988年6月28日、兵庫県生まれ。ピアノ、ドラム、ベースの3ピースバンド・WEAVERのドラマーとして2009年10月にメジャーデビュー。バンドでは作詞を担当。2018年5月に小説家デビュー作となる『夢工場ラムレス』を刊行。2作目の『流星コーリング』が、第10回広島本大賞(小説部門)を受賞。2020年8月に3作目『アルヒのシンギュラリティ』を刊行。WEAVERとしては、2021年4月に、大阪・東京を巡るツアーの開催を予定している。