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電動自転車ブランド「MATE. BIKE」 世界初の旗艦店を日本にオープン

2021年03月24日 19:32  Fashionsnap.com

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MATE. BIKE TOKYO外観写真 Image by: FASHIONSNAP.COM
デンマーク・コペンハーゲン発の電動自転車ブランド「メイト. バイク(MATE. BIKE)」が日本に上陸し、1号店「MATE. BIKE TOKYO」を恵比寿に出店する。オープン日は3月26日。世界初のメイト. バイクのフラッグシップストアとして展開する。店舗内部がメディア向けに公開された。

 メイト. バイクは過度の交通渋滞や、気候変動などの環境問題を危惧したクリスチャン・アデル・ミシェル(Christian Adel Michael)とジュリー・クロストラム・カートン(Julie Kronstrøm Carton)の姉弟が2016年に創業。同年に初代モデルをクラウドファンディングを通じて販売したところ680万ドル(約7億円)の支援を集め、2018年に実施したクラウドファンディングでは1700万ドル(約19億円)の資金を調達した。
 定番モデル「MATE X」は免許不要で公道での乗車が可能。フルサスペンションで、バッテリーをフレームに内蔵することでデザイン性を高め、3段階で折りたたむとコンパクトになる仕様となっている。ギアは8段変速で、4時間充電で80kmの走行が可能。走行中に充電が切れてもそのまま自転車として走ることができる。カラーはSubdued Black、Dusty Army、Jet Grey、Ice White、Desert Storm、Sterling Moss、Intersteller、Caribbean Coral、Copper Cobberの9色展開で、価格は税別30万円。

 旗艦店は恵比寿駅西口から徒歩約3分の場所に位置し、売場面積は約23平方メートル。店内にはオーガニックコーヒーなどを取り扱うカフェスペースを併設している。店舗ではMATE Xの購入や試乗ができるほか、アフターケアなどを行う。内装はコンクリートとウッド調が混じり合うスタイリッシュな空間に仕上げた。
 旗艦店1号店を日本に出店した理由について運営会社TeamMateの福井雄大代表取締役社長は「ヨーロッパの電動自転車業界ではクラウドファンディングが主流で、店舗で購入するという風潮がなかった。本国のチームと話し合ったところ、日本人に販売する際は実際に商品を見て試乗をしてもらった方が安心感を与えることができるのではないかという見解になった」と説明。また、昨今の自転車ブームについては「新型コロナウイルス感染対策として3密回避の意識が高まる状況において、軽快に移動できる実用性の高い交通手段として電動自転車の市場が盛り上がっている。二酸化炭素を排出せず、サステナブルなモビリティーなので、ライフスタイルに是非取り入れて欲しい」とコメントした。