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京阪電気鉄道5000系、引退記念の臨時団体列車 - ヘッドマーク掲出

2021年03月24日 18:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
京阪電気鉄道は24日、京阪本線・鴨東線・中之島線を走行する5000系が6月に引退することを受け、引退記念イベントとして臨時団体列車を運転すると発表した。3月27日から引退記念の特製ヘッドマークも掲出する。

5000系はラッシュ時に5扉すべてを使用することで乗降をスムーズにし、他の時間帯は2扉を締め切って扉上部に格納していた座席を下降させ、座席数を増やせる車両として、1970年12月から運転開始。その特徴的な構造などにより、多くの利用者から好評を得ていたが、2021年1月29日をもって5扉での営業運転を終了した。

引退記念の臨時団体列車は4~5月に運転され、いずれも使用車両は「5551-5601」編成(7両編成)とされている。第1弾の「5000系さようなら淀車庫撮影会」では、4月11・24日に中之島駅から淀駅まで臨時団体列車に乗車後、淀車庫で車両撮影会を実施する。3月26日12時30分から4月4日23時59分まで、e-kenetマーケットにて申込みを受け付け、参加費は6,000円。

第2弾の「5000系ありがとう寝屋川車庫洗車体験会」では、5月16・29日に中之島駅から三条駅まで臨時団体列車に乗車し、途中で寝屋川車庫の車窓見学・洗車体験(下車不可)を実施する。4月23日12時30分から5月2日23時59分まで、e-kenetマーケットにて申込みを受け付け、参加費は4,000円となっている。

3月27日以降、5000系(「5551-5601」編成)に引退記念の特製ヘッドマークを掲出し、京阪本線・中之島線で運転。掲出期間は6月までを予定している。(木下健児)