アニメ「GREAT PRETENDER」が舞台化。「音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』」というタイトルにて、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)主演で7月と8月に上演される。
【大きな画像をもっと見る】アニメ「GREAT PRETENDER」はWIT STUDIOが制作を担当し、「ALWAYS 三丁目の夕日」「コンフィデンスマンJP」などで知られる古沢良太が初めてアニメの脚本を手がけた作品。自称“日本一の天才詐欺師”枝村真人が、マフィアさえ手玉に取るコンフィデンスマンのローラン・ティエリーに騙されたことをきっかけに“コン・ゲーム”に巻き込まれていく姿が描かれる。今回の舞台はアニメの第1話から第5話にあたる「CASE1 ロサンゼルス・コネクション」をベースに構成。宮田は真面目でお人好しな主人公のエダマメこと枝村真人役を演じる。舞台では生バンドによる演奏で疾走感あふれる“痛快クライム・エンターテインメント”が繰り広げられる。
出演にあたり、宮田は「原作の『GREAT PRETENDER』は、面白くてワクワクするところがとても好きで、僕が『面白いよ!』と勧めた友人達と皆で、ハマりました」と原作愛を語りながら、「このコロナ禍で、ファンの皆さまと中々お会いできていないので、この舞台でお会いできるのが本当に楽しみです。原作ファンの方にも、楽しんでいただけるよう、精一杯頑張ります!」とメッセージを寄せた。
また舞台の演出は河原雅彦が担当。「宮田くんとは初めてのお仕事になりますけど、『日本一を自称するも、てんてこ舞いに振り回されるダメダメな詐欺師』って主人公にピッタリのような気がして。あ、これ別にディスリじゃないですよ?主人公のエダマメは、キめるところはビシっとキめるし」と宮田の印象を述べ、「僕がアニメ原作を舞台化する際、常に心掛けていることは、演劇の強みを最大限に活かすこと。ストーリーをなぞるだけじゃ意味ないですからね。今回の舞台化にあたっても、舞台オリジナルの重要な役どころを足させてもらったり、ミュージカル要素までちょっぴり足させてもらいました」と演出面についても明かした。
「音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』」は7月に東京・東京建物 Brillia HALL、8月に大阪・オリックス劇場で上演。監修は古沢が担当し、脚本は斎藤栄作が手がける。なお原作となるアニメはNetflixほかにて配信中だ。
■ 宮田俊哉コメント
今回のお話をいただいて、とても嬉しく思っています。舞台の主演を一人で務めるのはすごく久しぶりで、一人で背負うのでドキドキしていますが、舞台は観に行くのも自分が演じるのも好きなので、本当に楽しみです。原作の「GREAT PRETENDER」は、面白くてワクワクするところがとても好きで、僕が「面白いよ!」と勧めた友人達と皆で、ハマりました。出演のお話を伺ったとき、「僕、ローランじゃないの!?」とボケてしまいましたが(笑)、エダマメをやらせていただけるのは光栄です! エダマメは、ちゃんと芯があるな、と思います。心のある人物で、良心を感じます。物事を、“良いか悪いか”ではなく、“目の前の相手に対して、親切かどうか”というのが判断の基準になっているような、印象があります。僕も似たところがあるので、とても共感できます。あとはグループ内での立ち位置が似ていますね。僕もメンバーによくいじられるので(笑)。
このコロナ禍で、ファンの皆さまと中々お会いできていないので、この舞台でお会いできるのが本当に楽しみです。原作ファンの方にも、楽しんでいただけるよう、精一杯頑張ります!
■ 河原雅彦(演出)コメント
騙し騙されの応酬が飛び交うこの作品は、いわゆる“コンゲームもの”で、どっちに話が転ぶか分からないスリリングな展開が魅力。そんな場合、一番の肝は登場人物たちのキャラクターに尽きるわけですよ。宮田くんとは初めてのお仕事になりますけど、「日本一を自称するも、てんてこ舞いに振り回されるダメダメな詐欺師」って主人公にピッタリのような気がして。あ、これ別にディスリじゃないですよ? 主人公のエダマメは、キめるところはビシっとキめるし。僕がアニメ原作を舞台化する際、常に心掛けていることは、演劇の強みを最大限に活かすこと。ストーリーをなぞるだけじゃ意味ないですからね。今回の舞台化にあたっても、舞台オリジナルの重要な役どころを足させてもらったり、ミュージカル要素までちょっぴり足させてもらいました。欲張りすぎですかね??
ま、ちょっとやってみます。