ウィメンズブランド「スイクゴルフ」がデビュー、新しいゴルフスタイルを提案

宇都宮侑が手掛けるウィメンズゴルフウェアブランド「スイクゴルフ（SUIC GOLF）」が、2021年春夏シーズンにデビューした。「ゴルフウェアに主張しない美しさを」をコンセプトに、服装に対するルールにとらわれずゴルフ以外のシーンでも着用できるウェアを提案する。

　宇都宮は京都女子大学で繊維について学ぶ傍ら、大阪・堀江のセレクトショップ「パレットアートアライヴ（PALETTE art alive）」でスタッフとして働いた。大学を休学しオーストラリアと韓国へ留学後、現地のファッションなどに影響を受け、姉と共に子ども服ブランド「ネモ（nemo）」を始動した。
　ブランド名のスイクは中国の古典「荘子」刻意篇の「吹呴呼吸、吐故納新」に由来。「深く呼吸し、古い気を吐き出して新しい気を吸い込む」という意味の通り、これまでの常識や伝統に縛られない新しいゴルフのスタイルを提案したいという思いが込められている。
　デビューコレクションではモックネックのスウェットシャツ（1万6720円）やラウンドネックのスプリングニット（2万3100円）、裾にラッフルのデザインをあしらったハイライズショーツ（1万2540円）、パイル地のミニ丈ポロワンピース（1万1180円／いずれも税込）などをラインナップ。スポーティーな素材を使用しながら、ミニマルかつモダンなデザインに仕上げた。カラーはゴルフ場の自然に溶け込むよう空や芝、土などから着想を得てホワイト、ブラック、ブルー、ベージュを展開。今後はウェアのほか、小物アイテムの発売も予定しており、キッズラインやメンズラインの製作も検討しているという。

■スイクゴルフ：公式サイト