オールモストブラックが白髪一雄とコラボ、妻 富士子の作品を用いたアイテムも

「オールモストブラック（ALMOSTBLACK）」が、2021年秋冬コレクションでアーティスト白髪一雄らとのコラボレーションアイテムを発売する。6月中旬ごろから伊勢丹新宿メンズ館や阪急メンズ大阪、阪急メンズ東京などで取り扱われる予定。

　白髪一雄は1924年、兵庫県生まれ。床に広げたキャンバス上に油絵具を出し、天井から吊るしたロープを掴みながら足を使って描く「フット・ペインティング」を確立したことで知られており、国内外のオークションで高額落札されている。
　オールモストブラックの2021年秋冬コレクションのテーマは「阿吽」。白髪一雄とその妻である白髪富士子との阿吽の呼吸で制作された作品に共感したデザイナー 中嶋峻太が、白髪夫妻の実子や家族に直接交渉したことで今回のコラボ実現に至ったと言う。

　今回のコラボコレクションでは、ブランドのアイコンでもあるミリタリーウェアに白髪一雄のフットペインティング「群青」と板の割れ目が特徴的な富士子の作品「無題」を後ろ身頃にデザインしたノーカラージャケット（7万6000円）をはじめ、プリントTシャツ（1万8000円）や、スラックス（4万4000円）などをラインナップする。

■ALMOSTBLACK