オバマ家のお気に入りは「タコス・チューズデー」　ミシェル夫人が一家の食卓を語る

米時間16日、ミシェル・オバマ元大統領夫人による子供向けクッキング番組『Waffles + Mochi』がNetflixでスタートした。番組開始に先駆けて行われた複数のインタビューでは、“オバマ家の日常的な食卓風景”を語ったミシェル夫人。元大統領一家の食卓にはタコスやピザといった庶民的メニューが頻繁に並ぶことを明かした。

Netflixから子供向けのクッキング番組『Waffles + Mochi』がスタートしたミシェル・オバマ元大統領夫人。エプロン姿の“Mrs. O”ことミシェル夫人がキュートなキャラクター達と世界各国の料理や食材を紹介する同番組はどこか『セサミストリート』を彷彿させる懐かしさで、親子一緒に楽しめると初回から好評だ。

新番組のスタートに先駆けて行われた複数のインタビューでは、同番組への抱負やオバマ家の日常的な食卓風景について明かしたミシェル夫人。オプラ・ウィンフリーの『Oprah Magazine』では、一家が大好きなメニューについて次のように語った。

「家族皆が大好きなのは、“タコス・チューズデー”（毎週火曜日にタコスを食べる）ですね。1週間のうち、特に火曜の夜が家族全員のお気に入りなんです。メキシコ料理はものすごくバラエティに富んでいますよね。」

ほかにもエンパナーダ（南米風のミートパイ）やトスターダ（揚げたトルティーヤに好みの具を乗せる）、ナチョスといった定番料理もお気に入りだという夫人はさらに、

「そこにマルガリータなんかを加えたら、もう文句無しに素晴らしい夜になるわね。」

と理想の食卓風景を明かした。

『Entertainment Tonight』のインタビューでは、毎晩6時半に家族そろって食卓を囲むのが“大切な習慣”と述べたほか、

「ピザは家族のお気に入りメニューの1つですが、バランスがとれていると思います。」
「プロテインと野菜は、特に努めて摂るようにしているんですよ。」

と健康志向を覗かせた。食べることが大好きなオバマ氏については、

「彼はとにかくたくさん食べるんです、特に炭水化物をね。」

と夫の大食漢ぶりを暴露する場面も。ちなみに毎晩6時半に夕食をとるという習慣はオバマ氏が大統領だった頃から変わらない一家のルールで、どんなに仕事が立て込んでいても「美味しい食事に舌鼓を打ちながら、お互いの近況を報告し合うようにしていた」とホワイトハウスでの家族団らんの時間をオバマ氏自らも過去にInstagramに綴っていた。

今月16日にスタートした子供向けのクッキング番組『Waffles + Mochi』の初回は、5段階評価で「4」をマークし好スタートを切ったミシェル夫人。同番組では子供達の食生活への関心を高めるとともに、コロナ禍で様々な苦境に立たされている子育て世代のファミリー層が、簡単で安価なメニューのアイディアを取り入れるのに少しでも役立てれば―と抱負を語っている。

画像は『Michelle Obama　2020年10月3日付Instagram「28 years with this one.」、2021年3月16日付Instagram「Hey everyone―Waffles and Mochi, here!」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　c.emma）