トップへ

劇場アニメ「漁港の肉子ちゃん」でCocomiが声優初挑戦、花江夏樹の役柄も発表に

2021年03月19日 07:08  コミックナタリー

コミックナタリー

左から肉子ちゃん役の大竹しのぶ、キクコ役のCocomi、二宮役の花江夏樹。
明石家さんまが企画・プロデュースを務める劇場アニメ「漁港の肉子ちゃん」に、フルート奏者・モデルのCocomiの出演が決定。出演が伝えられていた花江夏樹の役柄も明らかになった。

【大きな画像をもっと見る】

Cocomiが演じるのは、主人公・肉子ちゃんの娘であるキクコ。特報映像にて既に声のみが公開されていたキクコは、食いしん坊で能天気な母・肉子ちゃんとは正反対に、しっかり者でクールな性格をした思春期真っ盛りの多感な少女だ。アニメ好きで、中学生の頃には声優の養成所に通っていたというCocomiは、「漁港の肉子ちゃん」で声優に初挑戦し、映画デビューも果たす。さらに、Cocomiは同作の劇伴音楽を手がける村松崇継の発案もあり、劇伴にフルートでも参加している。また「漁港の肉子ちゃん」の主要キャストとして最初に出演が発表されていた花江は、キクコの同級生で重要なキャラクターとなる少年・二宮役を演じる。

Cocomi、花江、企画・プロデュースを務めるさんまからはコメントも到着。Cocomiは自身の演じるキクコについて「少し面倒事になりそうな雰囲気になると流れに任せたりするキクコちゃんと、私自身の考え方が、とても似ていると感じるところがありました」と明かし、「とても緊張していますが、キクコちゃんの性格や素敵なところをしっかり皆さんに伝えられるよう、頑張ります!!!」と意気込みを伝えた。花江は「小さい頃からテレビで観ていたさんまさんと、まさかこういった形でお仕事させて頂けるとは思っておらず、人生なにが起こるかわかりません」と喜びを語り、「大竹さん、Cocomiさんとのアフレコが楽しみです。息を揃えて頑張ります!」とコメントした。

「漁港の肉子ちゃん」の西加奈子の同名小説を原作に、漁港の船に住む共通点なしの母娘・肉子ちゃんとキクコを描くハートフルコメディ。制作をSTUDIO4℃が担当し、監督に渡辺歩、キャラクターデザイン・総作画監督に小西賢一、脚本に大島里美が名を連ねている。なお、今回の発表に合わせてポスターと新たな特報も解禁された。映画は6月11日より全国ロードショー。

■ 明石家さんま(企画・プロデュース)コメント
Cocomiちゃんが、大のアニメファンで、声優の養成所にも通っていたというのを聞いていて、それなら一度、(共同プロデューサーたちと)声を聞かせてもらおう、ということになって。テストのアフレコ収録で、キクコの声を演ってもらったら、すごくよかった。キクコは、肉子ちゃんの前だけで大阪弁、ほかの人の前では標準語にちかい土地のなまりが入った言葉を使い分ける難しい役柄。本人もすごく練習してくれている。期待しています。

■ Cocomi(キクコ役)コメント
さんまさんからお声がけいただいて、とても光栄に思います。まさか、中学生の時に、声優のスクールに行っていたというお話を覚えていて下さると思ってなかったので嬉しかったです。原作を読ませて頂いた時に、少し面倒事になりそうな雰囲気になると流れに任せたりするキクコちゃんと、私自身の考え方が、とても似ていると感じるところがありました。
花江夏樹さんとは1度、ファッション誌のお仕事でご一緒させて頂いた事があります。ご迷惑をおかけすると思いますが、一生懸命、精一杯頑張りたいと思います。とても緊張していますが、キクコちゃんの性格や素敵なところをしっかり皆さんに伝えられるよう、頑張ります!!!

■ 花江夏樹(二宮役)コメント
お声がけ頂き光栄です。
小さい頃からテレビで観ていたさんまさんと、まさかこういった形でお仕事させて頂けるとは思っておらず、人生なにが起こるかわかりません。新しい事に全力で取り組むさんまさんの姿は、どこか肉子ちゃんとも似ているのかもしれません。
二宮は少し変わった男の子で、彼が持つ一癖ある言葉や、独特の感性を表現できるように演じられればと思います。
そして大竹さん、Cocomi さんとのアフレコが楽しみです。息を揃えて頑張ります!

■ 劇場アニメ「漁港の肉子ちゃん」
2021年6月11日(金)全国ロードショー

□ スタッフ
企画・プロデュース:明石家さんま
原作:西加奈子「漁港の肉子ちゃん」(幻冬舎文庫 刊)
監督:渡辺歩
キャラクターデザイン・総作画監督:小西賢一
脚本:大島里美
アニメーション制作:STUDIO4℃
配給:アスミック・エース
製作:吉本興業株式会社

□ キャスト
大竹しのぶ、Cocomi、花江夏樹

(c)2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会