3月18日、2021年のスーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankookに参戦するSS/YZ RACING with Studieは、Youtube上で2021年の参戦体制を発表した。大混戦必至のST-Zクラスに2020年に続きBMW M4 GT4を投入し、荒聖治/坂本祐也/山口智英のトリオがステアリングを握る。また、カラーリングは大きく刷新されることになった。
2019年までGTワールドチャレンジ・アジアを舞台にM4 GT4を走らせてきたBMW Team Studie。2020年は、新たにSS/YZ RACING with Studie/Team サントメ・プリンシペ with Studieとしてスーパー耐久に舞台を移してきた。
2021年、SS/YZ RACING with StudieはBMW M4 GT4を継続してST-Zクラスに投入するが、その体制は大きく変更されることになった。3月18日、Youtubeを使って公開された参戦体制では、まずBMW Team Studieの熊谷亮監督が司会を務め、続いてBMWジャパンのクリスチャン・ヴィードマン社長があいさつを行った。
「もちろんこの成功は、日本のBMW Mの多くのファンの皆さまのご支援があってこそだ。BMW Team Studieは、日本およびアジアにおけるBMWを代表するモータースポーツの分野で、継続的な情熱と実績を残してくれていることに感謝している。BMWグループは今年もBMW Team Studieへのサポートを継続し、強化する」
「私たちは、モータースポーツをより身近なものにしたいと考え、2021年中に日本でのBMW M2 CS Racingの導入を準備している。BMW M2 CS Racingは公道走行のモデルと既存のレーシングカーのラインアップとのギャップを埋めるものだ。昨年はコロナの影響で難しかったが、今年はより多くの方に、これから始まるレースをサーキットで、BMW Team Studieを応援してもらいたいと思っている」
そんなBMWジャパンのサポートをうけるBMW Team Studieは、兵庫県でBMWの販売を行う株式会社Y'Z Oneの片野田洋介代表がチーム監督兼代表を務める、SS/YZ RACING with Studieとして参戦。BMW Team Studieから熊谷亮総監督が参加する。