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Honda「S660 Modulo X」に、S660最後の特別仕様車「Version Z」を設定し発売

2021年03月18日 18:52  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
Hondaはこのほど、専用のカスタマイズパーツを量産過程で装着、販売するコンプリートカーブランド「Modulo X(モデューロ エックス)」シリーズのコンプリートモデル「S660 Modulo X(エスロクロクマル モデューロ エックス)」に、機能美を突き詰めた特別仕様車「Version Z(バージョンゼット)」を新たに設定し、発売した。

ベースモデルである「S660」は、本田技術研究所設立50周年を記念した商品企画提案をきっかけに開発が始まった。あらゆる場面でいつでもワクワクする、心が昂る本格スポーツカーを追求し、同社らしい「走る喜び」の実現を目指したモデルとして2015年4月に販売を開始。2シーター・オープンスポーツモデルとしてミッドシップレイアウトならではの高いハンドリング性能などで好評を得ている。

また、2018年7月にはModuloブランドが培ってきた「上質でしなやかな走り」を実現するチューニングを施したコンプリートモデルとして「S660 Modulo X」の販売を開始した。

以来、「S660・S660 Modulo X」の累計で3万台以上を販売し、多くのユーザーより支持されてきたが、2022年3月をもって生産を終了することになった。「S660 Modulo X Version Z」は、これまで「S660」をサポートしてくれたすべてのユーザーに感謝の気持ちを込めた、特別なモデルとなっているという。

ボディーカラーはプレミアムスターホワイト・パールに加え、特別色としてソニックグレー・パールを設定したほか、特別感を演出するインテリアの加飾アイテムを装備し、所有する喜びを向上させた。全国メーカー希望小売価格は、315万400円(税込)。

なお生産終了に向けては、全国のS660オーナーとともに、つくり・繋がるコンテンツとして、「#WELOVES660」をホームページで実施。「S660」との動画または写真をSNSで投稿してもらい、それらを繋ぎ合わせたスペシャルムービーの公開を予定している。また、S660オーナー・開発者・製造者のエピソードやメッセージを、「S660 History」としてホームページとFacebookにて順次紹介する。(エボル)