ピーター・マリノが手掛けた内装デザインにも、かつて海に突き出た砂洲だった銀座を想起させる水の要素を反映している。1階から3階はウィメンズ、4階はメンズ、6階はプライベートサロン、7階はカフェという構成。フロアをつなぐ階段はアーティスティックなデザインで、2階から4階にわたる吹き抜け階段の壁は、6階に展示されている藤村喜美子の絵画「Wave Blue Line」を再解釈したもの。左官職人によって石膏で仕上げられた。ファニチャーなどのインテリアはフロアごとに異なり、リラックスできる色調の店内にアート作品が点在している。