ル・マン24時間レースを主催するACOフランス西部自動車クラブは3月16日、2021年8月21~22日に決勝レースが開催される第89回ル・マン24時間レースの公式ポスターを発表した。
ル・マンを含むWEC世界耐久選手権では今年、最高峰クラスの名称がこれまでのLMP1から『ハイパーカー』クラスへと生まれ変わり、新規定『ル・マン・ハイパーカー(LMH)』に基づいて作られた新たなレーシングカーがデビュー、新時代を迎える。
新型コロナウイルスの影響によりカレンダーが変更された結果、2021年のル・マンはシーズン第4戦として、8月にフランスのサルト県ル・マン市に位置するル・マン24時間サーキット(通称サルト・サーキット)で開催される。
発表されたポスターはトヨタGAZOO Racingの新型LMHマシンである『GR010ハイブリッド』、そして16日に正式発表があったアルピーヌ・エンデュランス・チームのノンハイブリッドLMP1マシン『アルピーヌA480』の2台がデザインされたものとなっている。
先日発表されたエントリーリストによれば、2021年のル・マン24時間レースには4クラス+特別枠合計で62台の車両が参戦することとなっている。