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FX投資家7割が1年以内に退場、やめた理由は?

2021年03月16日 16:22  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
RUNWAYSは3月15日、「FXをやめた理由や取引期間についての意識調査」の結果を「海外FX wiki」にて公開した。調査は2月21日~28日、全国のFX経験者1,000名を対象にインターネットで行われた。

FXの生涯収支を教えてもらったところ、「負けている」が48.90%、「勝っている」が31.10%、「変わらない」が20.00%という結果に。現在もFXを続けている現役トレーダーは47.00%、やめた退場者は53.00%と、およそ半々という結果となった。

FXをやめている退場者に対し、取引期間を聞くと、「半年~約1年」(44.34%)が断トツで多く、次いで「半年未満」(24.72%)という結果に。約70%の人が1年以内には退場しており、短い人だと1日~数日でやめてしまった人も。「約9年以上」のベテラントレーダーは、わずか1.13%だった。

続いて、FXをやめた理由を聞いたところ、「損をした・元手を失ったから」(33.96%)、「思ったほど上手く稼げないから」(17.17%)、「本業や日常生活に支障が出たから」(13.40%)が上位に。また、「知識不足・資金不足を痛感したから」「リスクが高く怖くなったから」「自分には向いていないと感じたから」など、厳しい現実を突きつけられて退場した人も一定数見受けられた。

一方、FXを続けている理由としては、「勝っている・もっと稼ぎたいから」(37.66%)が圧倒的多数に。次いで「楽しいから・趣味だから」(12.13%)、「まだ目標に達していないから」(9.15%)と続いた。

「専業トレーダーなりたいですか?」と質問したところ、76.20%が「いいえ」と回答。「はい」と回答した人は23.80%だった。

専業トレーダーになりたい人に理由を尋ねると、「働きたくない・不労所得を得たい」(27.31%)や「時間的・経済的余裕が欲しいから」(24.37%)が上位に。職業として専業トレーダーに魅力を感じている人はとても少なく、楽観的な理由をあげた人が多かった。

一方、専業トレーダーになりたくない人の理由は、「リスクが高い・収益が不安定だから」(32.85%)や「副業・趣味に過ぎないから」(16.03%)など、現実的な意見が上位に並んだ。(CHIGAKO)