2021年の全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するINGING MOTORSPORTが、プレイステーション4用ソフト『グランツーリスモSPORT』内で使用できるカーリバリーと素材を現在公開している。
近年、急速に盛り上がりを見せているeモータスポーツ。F1やMotoGP、WRC世界ラリー選手権などが独自のeモータースポーツ選手権を開催しているほか、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で現実のレースを行うことができないときにも、ゲームを活用して公式のバーチャルレースなどが行われてきた。
そのなかでも、プレイステーション4用ソフトとして発売されている『グランツーリスモSPORT』はFIA国際自動車連盟とタッグを組み、世界中のプレイヤーがしのぎを削る『FIAグランツーリスモ・チャンピオンシップ』をスタートさせている。
このゲームはクルマで走ることはもちろん、『リバリーエディター』と呼ばれる機能が搭載されており、ゲーム内に収録されているクルマのデザインを変更することができる。変更ができるのはカラーリングを含めたクルマの外観で、ユーザーたちがアップロードしてくれた“デカール”も貼り付けることができ、現実のマシンと遜色のないレベルまで外観が再現でき、そのマシンでオンライン対戦をすることも可能だ。
そんなグランツーリスモSPORTには、2019年シーズンからスーパーフォーミュラに導入された新型シャシー『SF19』がいち早く収録されている。INGING MOTORSPORTでは、そんなグランツーリスモSPORT内で使用できるマシンのリバリー素材をインギング美羽公式サイトで提供を行っている。
INGING MOTORSPORTは昨年も2020年仕様のカラーリングが施されたSF19のリバリーを公開しているが、今回新たに、3月11~12日に鈴鹿サーキットで開催された公式合同テストでお披露目された2021年仕様のカラーリングが再現された38、39号車のカーリバリーと、その素材が公開された。
このマシンは、チームが用意した2021年モデルのマシンデザインと素材をベースに、昨年もリバリーを製作したhiroki2355氏が手掛けた作品となる。また、フロントノーズやリヤウイングなどに施されたインギングオリジナルキャラクター、山口美羽ちゃんのイラスト素材はwin358-氏が制作したとのことだ。
このマシンリバリーや美羽ちゃんの素材はグランツーリスモSPORT内ですでに公開されており、ゲーム内および『インギング美羽オフィシャルサイト(https://www.inging-miu.com/)
』でダウンロードリンクが紹介されている。美羽ちゃんの素材はデカールとなっているので、SF19以外のクルマでも使用することができ、作品は随時ホームページや美羽ちゃんTwitter(https://twitter.com/ingingmiu)でも紹介予定だという。