2021年F1プレシーズンテスト3日目最終日の走行を終えたレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスが、新車RB16Bは優れたマシンであり、グランプリで走らせるのが楽しみだと語った。ただし、そのポテンシャルを最大限に引き出すため、さらに理解を深める必要があるとも述べている。
バーレーンでのテスト最終日3月14日、ペレスは午前セッションを担当。ペレスは49周を走り、1分30秒187(C4タイヤ)で午前セッションでは最速、この日全体の8番手となった。3日間総合のタイムシートでもこのタイムは8番手に相当する。
「プレシーズンが終わってしまったなんて信じられない思いだ。まだ始まったばかりのように感じる。これまでのキャリアのなかで一番短いプレシーズンだったと思うよ」とペレスはコメントした。
「走行とテストのための時間がかなり限られていたが、セットアップの選択肢をたくさん試し、マシンに乗り込むたびに改善していった」
「シーズンが始まるのが楽しみだよ。僕らは優れたマシンを手にしていると思うからね。それでも僕自身、マシンから最大限の力を引き出すために、まだまだ学ぶべきことが多い」
「チームは素晴らしい仕事をしている。重要なのは、(開幕戦)バーレーンでどの位置からスタートするかではなく、(最終戦)アブダビをどの位置でフィニッシュするかだ。これから始まるレースウイークエンドが楽しみだ。最初は辛抱強く一歩一歩進んでいく。そうすれば状況が整ってくるだろう」