バーレーン・インターナショナル・サーキットでの2021年F1プレシーズンテスト3日目最終日、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはトップタイムをマークし、開幕前の走行を締めくくった。
フェルスタッペンは3月14日午後のセッションを担当。RB16Bで主にミディアムタイヤでの走行を集中して行った。終盤にはソフト寄りのタイヤを履いてアタック、1分28秒960(C4タイヤ)で全ドライバー中唯一1分28秒秒台に入り、この日、そして3日間総合でのトップに立った。
「今日もいい一日だった。予定していたプログラムをすべてこなすことができたんだ」とフェルスタッペン。
「(前回走った)テスト1日目とはコンディションが少し違っていたので、それに合わせてマシンを多少調整しなければならなかった。でも作業はとてもスムーズにいった。テスト全体を通してスムーズな作業ができたと思う」
「いい週末だと言っていいだろう。とはいえ、テストではすべてのチームがそれぞれ違うプログラムに取り組んでいるので、何らかの保証が得られるわけではないけどね」
「僕らは何を改善できるかを常に考えているし、取り組みたい事はまだいくつかある。それはどのチームも同じだと思う。2週間後の予選Q3までは、自分たちの本当の位置を知ることはできない。でも全体的にマシンの感触はいいのは確かだ。レースをするのが楽しみだよ」
フェルスタッペンは、新シーズンの出だしとしては、今年は今までで一番好調だと語った。
「間違いなく(今までで)最高のスタートになったと思う。もちろんそれで何かが保証されるわけではないけれど」とフェルスタッペンがコメントしたとF1公式サイトが伝えた。
フェルスタッペンは、新車RB16Bに対して好印象を持っている。
「このマシンにはポジティブな感触を持っている。幾分挙動が予想しやすくなったのでよかったよ」とフェルスタッペンは自身の公式サイトに対してコメントした。
「何の問題も出なかったし、大きな疑問点などはない状態でテストを終えることができた。マシンバランスもよかった」