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【F1テスト3日目・タイム結果】ルーキー角田がフェルスタッペンに続く2番手。最終日にホンダが1-2、フェラーリが3番手

2021年03月15日 01:51  AUTOSPORT web

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2021年F1プレシーズンテスト3日目 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されている2021年F1プレシーズンテストが3日目最終日を迎え、10チーム18人のドライバーが走行した。この日最速で3日間総合トップタイムをマークしたのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだった。アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が2番手に続いた。

 終盤、多くのマシンがソフトタイヤでのアタックに入るなか、フェルスタッペンは残り約30分の時点でC4タイヤを使い、1分28秒960で唯一、1分28秒台をマークした。

 角田は、一時トップに立つが、最終的にはフェルスタッペンに抜かれて2番手となった。1分29秒053をC5タイヤで記録、デビュー戦を前にした最後の走行をいい形で締めくくった。

 午後の走行を担当したホンダ勢ふたりがワンツーを飾り、午前に走ったレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスはC4タイヤで8番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはC4タイヤで12番手だった。

 フェラーリのカルロス・サインツJr.が3番手(C4タイヤ)、アルファロメオのキミ・ライコネンが4番手(C5タイヤ)に続いた。

 チャンピオン、メルセデスのルイス・ハミルトンは終盤にC5タイヤでのアタックを行うが、うまくラップをまとめることができず、5番手にとどまった。

 前日、ギヤボックストラブルで10周しか走行できなかったアストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは、最終日にはブースト圧の低下で走行を切り上げなければならなかった。
■2021年F1プレシーズンテスト3日目タイム結果(3月14日)
PosDriverTeamTime(tyre)Laps1マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1'28.960(C4)642角田裕毅アルファタウリ・ホンダ1'29.053(C5)913カルロス・サインツJr.フェラーリ1'29.611(C4)794キミ・ライコネンアルファロメオ1'29.766(C5)1665ルイス・ハミルトンメルセデス1'30.025(C5)546ジョージ・ラッセルウイリアムズ1'30.117(C5)1587ダニエル・リカルドマクラーレン1'30.144(C4)768セルジオ・ペレスレッドブル・ホンダ1'30.187(C4)499フェルナンド・アロンソアルピーヌ1'30.318(C4)7810シャルル・ルクレールフェラーリ1'30.486(C3)8011ランド・ノリスマクラーレン1'30.661(C3)5612ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ1'30.828(C4)7613エステバン・オコンアルピーヌ1'31.310(C3)6114ニキータ・マゼピンハース1'31.531(C4)6715ミック・シューマッハーハース1'32.053(C3)7816バルテリ・ボッタスメルセデス1'32.406(C2)8617セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1'35.041(C3)5618ランス・ストロールアストンマーティン1'36.100(C3)80
※F1およびピレリ発表のデータ
※タイヤはC1~C5の5種類。C1が最もハード、C5が最もソフト
※プロトタイプタイヤはスタンダードのC3と同じだが異なるファクトリーで製造