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【F1テスト2日目・タイム結果】好調アルファタウリ・ホンダのガスリー、ボッタスに続く2番手。レッドブルのトラブルで赤旗

2021年03月14日 02:41  AUTOSPORT web

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2021年F1プレシーズンテスト2日目 ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1プレシーズンテストが2日目を迎え、3月13日、10チーム16人のドライバーがバーレーン・インターナショナル・サーキットで走行した。トップタイムをマークしたのはメルセデスのバルテリ・ボッタスだった。

 初日はギヤボックストラブルで6周しか走れずに最下位に沈んだボッタスだったが、2日目には午後のセッション終盤に最もソフトなC5タイヤを履いて1分30秒289をマーク、この日のトップとなった。午前を担当したチームメイトのルイス・ハミルトンはコースオフして抜け出せなくなる場面もあり、C2タイヤで15番手という結果だった。

 テスト2日目には多数のドライバーがソフトタイヤでのアタックを実行。6人が1分30秒台に入った。ボッタスに続く2番手に、午後のセッションでアルファタウリ・ホンダで走ったピエール・ガスリーが続いた(1分30秒413/C5タイヤ)。午前担当でチームメイトの角田裕毅は午前セッションでC4タイヤでのタイムで5番手、総合では11番手となった。

 レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、ハード寄りのタイヤでの走行に集中、タイムは8番手だった。ペレスは終盤、リヤカウルが突然吹き飛ぶトラブルに見舞われ、デブリがコース上に散らばったため、赤旗が出た。



 この日初めて登場したアルピーヌのフェルナンド・アロンソは、午前セッションではC2タイヤで2番手、ハード寄りのタイヤでの作業に専念したため、そのタイムがこの日の自己ベストで、総合10番手となった。アロンソはこの日128周を走りこんでいる。

 アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは、ギヤボックストラブルにより10周しか走れず、タイムは最下位となった。
■2021年F1プレシーズンテスト2日目タイム結果(3月13日)
PosDriverTeamTime(tyre)Laps1バルテリ・ボッタスメルセデス1'30.289(C5)582ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ1'30.413(C5)873ランス・ストロールアストンマーティン1'30.460(C5)714ランド・ノリスマクラーレン1'30.586(C4)525アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1'30.760(C5)1256シャルル・ルクレールフェラーリ1'30.886(C5)737ニコラス・ラティフィウイリアムズ1'31.672(C4)1328セルジオ・ペレスレッドブル・ホンダ1'31.682(C2)1179ダニエル・リカルドマクラーレン1'32.215(C3)5210フェルナンド・アロンソアルピーヌ1'32.339(C2)12811角田裕毅アルファタウリ・ホンダ1'32.684(C4)5712ミック・シューマッハーハース1'32.883(C4)8813カルロス・サインツJr.フェラーリ1'33.072(C3)5614ニキータ・マゼピンハース1'33.101(C4)7615ルイス・ハミルトンメルセデス1'33.399(C2)5816セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1'38.849(プロトタイプ)10
※F1およびピレリ発表のデータ
※タイヤはC1~C5の5種類。C1が最もハード、C5が最もソフト
※プロトタイプタイヤはスタンダードのC3と同じだが異なるファクトリーで製造