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JR北海道と佐川急便、北海道新幹線で宅配便荷物の輸送事業を開始へ

2021年03月13日 19:52  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR北海道と佐川急便は3月24日から、北海道新幹線を使用した宅配便荷物の輸送事業を開始する。平日の上り1本(新青森行)において、佐川急便が道央・道南地区で集荷して青森県域へ配達する宅配便荷物を専用ボックスに入れ、新函館北斗駅で客席に積み込む。

専用ボックスを積み込んだ列車はその後、新青森駅で佐川急便の担当者が専用ボックスを列車内から取り下ろして営業所に運び、納品先に配達する。

JR北海道では、JR東日本グループと連携し、北海道産の生鮮品や駅弁など新幹線を使って東京駅へ運ぶことも検討している。新函館北斗駅から新幹線の業務用室に積み込んで東京駅へ運び、生鮮品は都内の飲食店などに納品。駅弁は駅構内の店舗で販売する流れを想定しており、事業化に向けて調整を進める。(佐々木康弘)