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中上貴晶「明日はタイムロスしているセクターの解消に取り組みたい」/MotoGPカタール公式テスト4日目

2021年03月12日 10:21  AUTOSPORT web

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2021年MotoGPカタール公式テスト4日目 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は12番手タイム
3月11日、2021年シーズンのロードレース世界選手権MotoGPの公式テスト4日目がカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、LCRホンダ・イデミツの中上貴晶は12番手タイムをマークした。

 4日目のテストで中上は、前日のベストタイム1分54秒262にわずかに届かない1分54秒348を記録。この日もフェアリングなどの新パーツのセットアップを進めながら、52周を走っている。この日は、気温が高く、風もほとんどなかったものの、路面コンディションに苦戦。夕方になって以降は徐々に本来の走りを取り戻し、最終ラップの52周目にベストタイムを記録し12番手となった。

 明日がMotoGPカタールテスト最終日となる。中上はタイムを失っているセクターの改善に取り組むほか、本番を想定したロングランと予選シミュレーションを行う予定だと語っている。

中上貴晶 カタール公式テスト4日目:12位番手
ベストタイム:1分54秒348(52周52周目)
「今日は午後4時過ぎにコースインしましたが、走り始めはかなりトリッキーなコンディションでした。そのため最初の数時間は、マシン、特にフロントエンドにあまり自信がありませんでした。しかし、陽が沈む18時頃からフィーリングが戻り始め、テストを進めることができました」

「今日行った車体のテストパーツのフィードバックはとてもよくて、ラップタイムは昨日とほぼ同じでした。もちろん、まだタイムをロスしているセクターがあるので、明日はその部分の解消に取り組みたいです。明日は本番に向けてロングランを行いたいです。また、予選に向けて1ラップのタイムを改善したいです」