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男子就活生「育休を取って積極的に子育てしたい」が56.5%で過去最高

2021年03月12日 09:32  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
マイナビは3月11日、「マイナビ2022年卒大学生のライフスタイル調査~今の自分と未来編~」の結果を発表した。調査は2020年11月26日~12月23日、マイナビ2022会員の大学生・大学院生3,938名(男子1,215名、女子2,723名)を対象にWEBDMを配信した。

子育てについての考えを聞いたところ、「育児休業を取って積極的に子育てしたい」と回答した割合は、男子56.5%(前年比5.0pt増)、女子69.9%(同1.5pt減)と、男子は6年連続の増加となり、14年卒の調査開始以来の最高値を更新した。

また、子育てについて前向きな回答をした学生に、子供は何人欲しいか聞いたところ、男子の平均は2.16人、女子の平均は2.09人で、ともに17年卒の調査開始以来最も少ない結果となった。

続いて、「選択的夫婦別姓」について「今まで通り結婚すれば同じ姓になる方が良い」(=希望しない)と「同じ姓にするか、別の姓にするか、選べる方が良い」(=希望する)のどちらの考えに近いか聞いたところ、「選択的夫婦別姓」を「希望する」割合は男子47.8%、女子52.8%であるのに対し、「希望しない」割合は男子33.6%、女子30.5%だった。

「あなたに欠けていると思うもの」を聞いたところ、男子は「コミュニケーション能力」が35.5%(前年比0.2pt増)と最も多く、女子は「自分の長所をアピールする力」が40.0%(同2.1pt減)で、7年連続の最多に。

前年と比較して大きく変化のあった項目は、男女とも「友人関係の広いネットワーク」「ストレス耐性」「就活に対するやる気」で、「欠けている」と回答した学生が前年より増加傾向に。新型コロナウイルス感染拡大により、大学生の登校日数が前年の半分以下と大幅に減少するなど、そのような状況下で、「友人関係のネットワークづくり」を満足に行えなかったり、ストレスに対して弱くなったりし、「就活に対するやる気」を起こすことができていない可能性がうかがえる結果となった。(CHIGAKO)