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JR東海N700S、車いすスペース6席備えた車両を4月中旬から順次投入

2021年03月12日 07:21  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR東海は4月中旬以降、車いすスペースを6席設置したN700Sを順次投入する。車いすスペースを6席設けた車両で運転する列車の運転計画は、当日朝にJR東海公式サイトで公表し、東海道新幹線の駅で予約できるように準備を進めるという。具体的な運転開始日は決まり次第、公表される。

既存の車いす対応座席についても、新たな予約方法を試行導入する。従来はおもに電話で予約を受け付けていたが、5月20日乗車分からEXサービスを通じたウェブ予約を試行する。東海道・山陽新幹線「のぞみ」の11号車13番A・B席が対象となる。

JR東海は国の基準にもとづき、車いすスペースや車いす対応トイレなど備えた車両を総車両数の約7割に近づけるため、整備を進めている。今月末の時点で、整備対象3,339両のうち、86%にあたる2,863両で整備を完了するとのこと。(佐々木康弘)