ハースF1チームは、3月11日、バーレーン・インターナショナル・サーキットで2021年型マシン『VF-21』のシェイクダウンを行った。
3月4日に新車のカラーリングを発表したハースは、実車をプレシーズンテスト初日の走行開始前にピットレーンで正式に公開する予定となっている。2021年シーズンに向け、ハースは世界最大級のカリ肥料の製造および輸出業者であるロシアのウラルカリ社とタイトルパートナー契約を結び、チーム名を『ウラルカリ・ハースF1チーム』に変更。それに伴い、ロシア国旗をイメージさせるカラーリングを採用した。
新車の正式発表前日の11日、ハースはフィルミングデー走行としてバーレーンで『VF-21』をシェイクダウン、ニキータ・マゼピンがステアリングを握った。ハースはパンデミックの移動制限の影響で、イギリスのファクトリーで新車の初始動を行うことができず、バーレーンに到着してからファイアアップを実施している。
チームが公開した動画や写真には、マゼピンが走行する様子しか示されておらず、F1公式サイトによると、チームメイトのミック・シューマッハーはこの日は走らなかったということだ。シューマッハーはテスト1日目午前の走行を担当する予定となっている。