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「Honda SENSING Elite」搭載の新型「LEGEND」発売 - 先進安全技術の新たな一歩

2021年03月11日 12:12  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
Hondaはこのほど、「Honda SENSING Elite(ホンダ センシング エリート)」を搭載した新型「LEGEND(レジェンド)」を発売した。

同社は道を使う誰もが事故に遭わない社会の実現をめざし「Safety for Everyone」のスローガンのもと、安全技術の研究・開発に世界に先駆けて取り組んできた。人間の好奇心を後押しし、すべての人が心から安心して、自由に移動できる社会、そんな喜びある未来を見据え、先進安全技術の新たな一歩として「Honda SENSING Elite」を搭載した「LEGEND」を発表したという。

「Honda SENSING Elite」は、現在Honda車で展開されている「Honda SENSING」の中でもElite:精鋭・優れた技術の象徴として命名された。特に「トラフィックジャムパイロット(渋滞運転機能)」は同社が国土交通省より自動運行装置として型式指定を取得した自動運転レベル3:条件付自動運転車(限定領域)に適合する先進技術であり、これにより高速道路渋滞時など一定の条件下で、システムがドライバーに代わって運転操作を行うことが可能となった。

車両制御においては3次元の高精度地図や、全球測位衛星システム(GNSS)の情報を用いて、自車の位置や道路状況を把握し、多数の外界認識用センサーで周囲360°を検知しながら、車内のモニタリングカメラでドライバーの状態を見守る。こうしてさまざまな情報をもとにメインECUが認知・予測・判断を適切に行い、アクセル、ブレーキ、ステアリングを高度に制御して上質でスムーズな運転操作を支援する。

システム開発においては安全性・信頼性を最も重視し、リアルワールドでのシチュエーションを想定しながら約1,000万通りのシミュレーションを重ね、同時にテスト車両を用いて高速道路約130万kmを走行する実証実験を繰り返してきた。また、万が一いずれかのデバイスに何らかの不具合が生じた場合の安全性・信頼性にも配慮した冗長設計が取り入れられている。

今回エクステリアの専用装備としてブルーアクセサリーランプと専用アルミホイールを採用し、数多くのセンサー類も目立たないように内蔵して、自動運行装置搭載車であることをさりげなく主張しながら、フラッグシップセダンとしての品位と風格を高めている。また、インテリアの専用装備には配置、大きさ、色、明るさなどにこだわった「Honda SENSING Elite」表示灯と12.3インチ フル液晶グラフィックメーターを採用し、システムの作動状態、走行状況、操作要求がドライバーへ直感的に伝わるよう配慮が加えられている。

「LEGEND Hybrid EX・Honda SENSING Elite」は、メーカー希望小売価格1,100万円(税込)。なお、同車両はリース専用車両で、全国100台の限定生産となる。(エボル)