トップへ

中上貴晶「いくつか重要なテストを行い、すべて順調でした」/MotoGPカタール公式テスト3日目

2021年03月11日 09:31  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2021年MotoGPカタール公式テスト3日目 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は10番手タイムをマーク
3月10日(水)、2021年シーズンのロードレース世界選手権MotoGPの公式テスト3日目がカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は10番手タイムをマークした。前回のテストは3月6日(土)、7日(日)に行われており、2日のインターバルを置いて3日間のテストが行われる。

 ロサイル・インターナショナル・サーキットは、開幕戦カタールGP、第2戦ドーハGPの舞台となるサーキットだ。中上は最初の2日間のテストで2021年型ホンダRC213Vの確認作業を行っていたが、今回のテストから開幕戦に向けた準備を進めていく。

 中上は、エアロなど新パーツのテストを行いながら50周を走り38周目に1分54秒262のタイムを記録、10番手に入る好スタートを切った。前回のテストでは強風に苦しめられたが、今回は風もなく走行しやすいコンディションとなったことで、前回のテストでマークした1分54秒690のタイムを縮めている。

 セットアップもこれから進めていくという状況で、コンスタントに1分54秒台から55秒を記録する好走を見せており、残り2日間のテストでさらなるタイム短縮が期待できるだろう。

■中上貴晶 カタール公式テスト3日目:10番手
ベストタイム:1分54秒262(50周38周目)
「今日はいくつか重要なテストを行いましたが、すべて順調でした。テストを行った新パーツはフィーリングがよく、ラップタイムも過去2日の走行より安定していました。フィーリングのよさは勿論、ベストラップも連続ラップもよく、競争力のあるものでした。まだまだ改善しなければならないセクターはありますが、間違いなく正しい方向でセットアップが進んでいます。この3日間のテストで、マシンはとても快適になってきました。今日の走りには満足しています。開幕戦までテストはあと2日、全力で取り組みます」