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チャールズ皇太子、ヘンリー王子のインタビューについて問われるも無言で笑み

2021年03月10日 10:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ヘンリー王子のインタビュー後、初めて公の場に姿を現したチャールズ皇太子(画像は『Clarence House 2021年3月9日付Instagram「Continuing Their Royal Highnesses’ work to encourage vaccine take-up, The Prince of Wales today visited @jesushouseuk in London」』のスクリーンショット)
英国でメーガン妃とヘンリー王子への独占インタビューが放送された翌日、チャールズ皇太子が公の場に姿を現した。公務でワクチン接種センターを訪れた皇太子は、報道陣から「インタビューについてどう思うか」と尋ねられたが、マスクの下で含み笑いを浮かべて通り過ぎたという。

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オプラ・ウィンフリーによるメーガン妃とヘンリー王子への独占インタビューが英時間8日に放送され、2人の爆弾発言が英国中を震撼させた。翌9日にはヘンリー王子の父チャールズ皇太子(72)が公務を行い、番組放送後に初めて公の場に姿を現した。

この日、皇太子はロンドンのブレント・クロスの教会で期間限定で開設しているワクチン接種センターを訪問し、医療スタッフやワクチン接種に訪れた人々と交流した。

チャールズ皇太子は、医療従事者の女性がナイジェリア出身だということを聞くと「素晴らしい。行ったことがありますよ。様々な人種が住んでいますね。次に彼らと話す機会があれば、私からぜひよろしくと伝えてください」と話す場面も見られた。

そしてチャールズ皇太子が教会を去る際、集まった報道陣の1人から「インタビューをどう思われますか?」との質問が飛んだ。すると皇太子は無言のまま、緊張した含み笑いを浮かべて通り過ぎたという。

先日、放送したインタビューでヘンリー王子は「父が返信の電話をしてくれなくなった」とチャールズ皇太子を非難しており、「僕は本当にがっかりした。だって父も似たような経験をしてきたから。苦しみがどんなものかを分かっているはずなのに」と明かしたものの、父親への変わらぬ愛情も述べていた。

「僕はいつまでも父を愛するよ。だけど傷つくことが沢山あったんだ。そして僕はこれからも、その関係を修復することを最優先のひとつにしていくつもりだ。」


なお今回のインタビューで物議を醸したのは、ある王室メンバーが生まれてくるアーチー君の肌がどれほど濃くなるかについての懸念を示したという発言だ。2人はこの人物が誰かを明かしていないが、カメラが回っていない時にヘンリー王子がオプラに対し、エリザベス女王とフィリップ王配ではないことを伝えたという。

夫妻のこのような発言に対し、英王室は現地時間9日に声明を発表。「ヘンリー王子とメーガン妃にとって、この数年がどれほど困難なものであったかを知り、家族全員が悲しみに暮れています」と述べ、人種差別問題についても深刻に受け止めており、王室で内密に対処するつもりだと明かしている。

画像は『Clarence House 2021年3月9日付Instagram「Continuing Their Royal Highnesses’ work to encourage vaccine take-up, The Prince of Wales today visited @jesushouseuk in London」』『CBS 2021年3月1日付Instagram「CBS Presents Oprah with Meghan and Harry: A Primetime Special in one week.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)