浦沢直樹が、斉藤和義による楽曲「Boy」のミュージックビデオのアニメーションを手がけた。
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「Boy」は3月24日にリリースされる斉藤のニューアルバム「55 STONES」のリードトラック。今回のコラボレーションはもともと浦沢と親交のある斉藤が直接オファーをしたことから始まったもので、浦沢が執筆したホウキをギター代わりにかき鳴らす少年のラフ画を見た斉藤は、曲のイメージに完全に重なったと言い、それを受け浦沢もすぐに絵コンテを作成し具体的なアニメーションの制作に挑んだ。浦沢作品はこれまでにもたびたびアニメ化されているが、浦沢が自らの手でアニメーションを手がけるのは初の試み。作画枚数は1000枚近くにおよび、浦沢は「まったくゴールの見えない、一人だけのアニメ制作は想像を絶する大変さでした!しかし、描けば描くほどに絵を動かす楽しさが膨れ上がり、まさに『Boy』という曲がもつエネルギーに衝き動かされるように仕上げました」とコメントを寄せた。
「Boy」のミュージックビデオは3月10日0時にYouTubeにてプレミア公開。また同楽曲は同じく3月10日に先行配信シングルとしてリリースされる。
■ 浦沢直樹コメント
ある日突然、和義くんからの電話。「こんな曲が出来たんですが、浦沢さんこれでなんかできませんかね?」いつものとぼけた口調で。でもその曲を聴いた瞬間に、一気に頭の中に画面が浮かび、僕も「うん、なんかできそう」と。こんな感じですぐに絵コンテまで出来上がったのはいいのですが。そこからが初めてのアニメーション!まったくゴールの見えない、一人だけのアニメ制作は想像を絶する大変さでした!しかし、描けば描くほどに絵を動かす楽しさが膨れ上がり、まさに「Boy」という曲がもつエネルギーに衝き動かされるように仕上げました。お楽しみください!