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アマン創業者エイドリアン・ゼッカ、尾道に旅館「Azumi Setoda」を開業

2021年03月09日 18:22  Fashionsnap.com

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「Azumi Setoda」あずまや Image by: Tomohiro Sakashita
アマン創業者でホテリエのエイドリアン・ゼッカ(Adrian Zecha)とリゾート開発などを展開するナル・デベロップメンツによる旅館ブランド「アズミ(Azumi)」が、旅館「Azumi Setoda」および銭湯付帯の宿泊施設「yubune」を尾道市瀬戸田に開業した。設計は京都を拠点とする建築家の三浦史朗が手掛けた。

 旧堀内邸を改装したAzumi Setodaは、50~70平方メートルの計22室の客室に加え、庭園やあずまや、ダイニング、ラウンジ、ギャラリーなどで構成。客室には、三浦と造園設計集団のWA-SO designによって設計された坪庭を設置した。旅館内の家具は地元企業の土井木工と共同製作し、檜などの自然素材を採用。食事では地元の旬な魚介類や柑橘類、野菜を使用した家庭料理や宴会料理を提供する。
 別棟のyubuneには、銭湯やサウナ、湯あがりラウンジ、客室14室を用意。浴室のタイル壁画は美術家のミヤケマイが制作し、男湯は昼間の瀬戸内海、女湯には夜の瀬戸内海の情景を描いた。銭湯は宿泊客だけではなくビジター利用も可能となっている。

■Azumi Setoda、yubune住所:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田269  電話番号:0845-23-7911(代表) ・Azumi Setodaゲストルーム(最大3名様):22室(約50~70平方メートル)共有部:ダイニング、ブライベートダイニングルーム、庭園、ラウンジ、ギャラリー、あずまや公式サイト ・yubuneゲストルーム(最大2~4名):14室(約20~30平方メートル)共有部:男女別浴場およびサウナ、湯あがりラウンジ(yuagari)※ラウンジスペースは、朝食ラウンジまたは休憩所として利用可能公式サイト