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職場のヤバすぎる謎ルール「トイレ掃除は素手」「雪の日でも遅刻は認めない」

2021年03月09日 16:50  キャリコネニュース

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新たな転職先で目の当たりにする「ローカルルール」に驚かされる人は多い。それでも許容範囲はある。入社前に聞かされていた内容と大幅に違えば、そこを辞めようと考えるのも無理もない。クリエイティブ職の40代男性は、面接時に「作業用のアプリを使います」と言われていた。

しかし実際に目にしたのは、10年以上も前の古いOSだった。それ以外にも「トイレ掃除は素手」「雪の日でも遅刻は認めない。早い時間に車を出し、間に合わなければ歩いて来ればいい」などと言われ、男性は「さすがに正気を疑った」とコメント。なかでも、

「入社後に残業が申請制であり、許可をもらわないとサビ残になることを知った。しかも他の人の仕事が押したことで、自分の作業も遅れて残業になった際、上司を含めて全員から『あなたの能力だと残業は認められません、会社に迷惑かけているから』と言われた」

という一件で、退職を強く意識したと打ち明けている。(文:鹿賀大資)

「ここは職場なんですよ。背伸びは廊下でしてください!」

「試用期間中ですが、本採用はされたくありません」と語るのは、パソコンの技術職出身という30代女性。現在は旧態依然を貫く不動産会社で、事務職をしている。

普段はパソコンを使った業務が中心のなか、その職場では「不思議なことにWindows普及前の価値観を頑なに守り続けています」といい、女性は「古い基準を誰も疑問に感じていないようで、それもヤバいと思いました」と明かす。さらに、

「パソコン作業がひと息ついた時、背伸びをして肩の凝りをほぐそうと腕をのばすストレッチをしたら、『ここは職場なんですよ。そういうことは廊下でしてください!』と言われました。パソコン仕事ではノーストレッチだと首から自律神経に障りが出やすいから気を付けなければならない、などの健康教育を受けていたので驚きました」

女性は「ラジオ体操をする職場も普通にある時代。今後の健康被害を考えると憂鬱です」と綴っている。

単身赴任中の40代男性「家族に会うための帰宅を月1回に制限された」

管理・事務職をする40代女性は、コロナ禍でのテレワーク勤務を巡る、理不尽な社内ルールが原因で退職を決意。その会社では、総合職だけが在宅勤務を命じられている。女性を含む一般職は通常出社を強いられており、「私も上司に色々と不満を伝えましたが『親会社が決めたことに従う』とそればっかりです」と続ける。

「緊急事態宣言が延長され、親会社は一般職もローテーションで在宅勤務になりました。でも私のところでは変な職場ルールにこだわっていて、在宅勤務は考えていないそうです。納得がいかなかったから全員参加の終礼で、私はそのことを質問しました。すると上司は『親会社のルールにすべて従う、とは言っていない』と都合よく話をすり替える始末」

女性は「平然と嘘をつくような上司の下では、もう無理でしょうね」と書いている。

ほかにも、

「単身赴任中に緊急事態宣言が再発令。私の自宅は首都圏内にあるが、会社の指示で家族に会うための帰宅を月1回に制限された。職場では所帯を持ち、自宅でテレワーク勤務の人もいるのに。何ともやるせないので、いっそのこと辞めてしまおうかとも考えている」(40代男性/技術職)

という声が寄せられた。

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