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MotoEのヘレステスト1回目が完了。最終日はレースシミュレーションも実施

2021年03月05日 21:31  AUTOSPORT web

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2021MotoE第1回ヘレステストで行われたレースシミュレーション
3月4日、スペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで、2021年シーズンの『FIM Enel MotoE World Cup』(MotoE)の1回目となる開幕前テストが3日間の日程で行われた。最終日はエリック・グラナド(ONE ENERGY RACING)がトップタイムを記録した。

 Energica Motor Company(エネルジカ・モーターカンパニー)の電動バイク『Energica Ego Corsa(エネルジカ・エゴ・コルセ)』とミシュランタイヤのワンメイクで、開催3年目を迎えるMotoE。3日間のプレシーズンテスト1回目が終了した。

 テスト3日目は最高気温が20度でドライコンディションのなか行われ、グラナド、ドミニク・エガーター(DYNAVOLT INTACT GP)がオールタイムラップレコードを更新した。

 また、このテストで初めてMotoEの電動バイクに乗った大久保光(AVANT AJO MotoE)は「MotoEのマシンに乗るのは初めての経験でしたが、得た感覚にはとても満足しています。パワーのある楽しいバイクなので、この3日間はとても楽しかったです。全体的にテストはうまくいき、少しずつ進歩しました」と語った。

「僕たちは仕事を続ける必要があり、進歩し続けたいので、ヘレスでの次のテストも楽しみにしています。クルーたちはプロフェッショナルであるため、良かったです。アジョモータースポーツに加入できてうれしいです。一緒に素晴らしいことができると信じています」

 1度目と2度目のセッションの間には、レースシミュレーションが実施。グリッド上では新たに投入されたバッテリーチャージャーが使用された。

 2回目のプレシーズンテストもスペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで、4月12~14日に実施される。

■2021MotoE:第1回ヘレステスト 3日間総合リザルト(編集部集計)
Pos.No.RiderTeamMotorcycleTime151エリック・グラナドONE ENERGY RACINGエネルジカ1’47.553277ドミニク・エガーターDYNAVOLT INTACT GPエネルジカ1’47.583311マッテオ・フェラーリTEAM GRESINI MotoEエネルジカ1’48.200454フェルミン・アルデグエルOPENBANK ASPAR TEAMエネルジカ1’48.243540ジョルディ・トーレスPONS RACING 40エネルジカ1’48.263661アレッサンドロ・ザコーネOCTO PRAMAC MotoEエネルジカ1’48.392718チャビエル・カルデルスAVINTIA ESPONSORAMA RACINGエネルジカ1’48.48883ルーカス・トゥロヴィッチTECH3 E-RACINGエネルジカ1’48.553971ミゲール・ポンスLCR E-TEAMエネルジカ1’48.571109アンドレア・マントヴァーニTEAM GRESINI MotoEエネルジカ1’48.667116マリア・エレーラOPENBANK ASPAR TEAMエネルジカ1’48.7191278大久保光AVANT AJO MotoEエネルジカ1’48.8921319コランタン・ペロラーリTECH3 E-RACINGエネルジカ1’49.2451468ヨニー・エルナンデスOCTO PRAMAC MotoEエネルジカ1’49.2691580ジャスパー・イウェマPONS RACING 40エネルジカ1’50.0141621ケビン・ザンノーニLCR E-TEAMエネルジカ1’50.6591714アンドレ・ピレスAVINTIA ESPONSORAMA RACINGエネルジカ1’51.611