ロードレース世界選手権の最高峰MotoGPクラスのプレシーズンテストが3月5日からカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われる。初日のシェイクダウンテストでは日本人テストライダーの中須賀克行、野左根航汰、津田拓也も参加する予定だ。
例年2月にMotoGPクラスのシェイクダウンテストがマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われるが、このセパンテストが中止となり、序盤2戦の開催地カタールでシェイクダウンとオフィシャルテストが行われることとなった。
テスト日程は、3月5日にシェイクダウンテスト、6~7日にMotoGPオフィシャルテスト1回目、10~12日にMotoGPオフィシャルテスト2回目となる。セッションは現地時間14時から21時、日本時間の20時から3時まで行われる。
5日のシェイクダウントテストは、コンセッションの優遇措置を受けるアプリリア、各メーカーのテストライダー、ルーキーライダーといった13名の参加が予定されている。
アプリリアからはレギュラーライダーのアレイシ・エスパルガロとロレンツォ・サバドーリの2名、ルーキーライダーはドゥカティ デスモセディチGPを駆るルカ・マリーニ、エネア・バスティアニーニ、ホルヘ・マルティンの3名がテストする。
また、テストライダーはヤマハからはカル・クラッチロー、中須賀克行と野左根航汰、ホンダはステファン・ブラドル、スズキはシルバン・ギュントーリと津田拓也が参加。海外メーカーはドゥカティからミケーレ・ピロ、KTMはミカ・カリオが左脚の脛骨を骨折しているため欠席するが、ダニ・ペドロサが走行する。
レギュラーライダーも参加を許可されるオフィシャルテストでは、マルク・マルケスが欠席するが、レプソル・ホンダ・チームのポル・エスパルガロ、ペトロナス・ヤマハSRTに移籍したバレンティーノ・ロッシ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのファビオ・クアルタラロ、3チームの全ライダーが変わるドゥカティ、テック3KTMファクトリー・レーシングのダニロ・ペトルッチといったライダーが新チームで初の走行を行う。