F1は2021年シーズンを前に、公式スパークリングワインとしてフェッラーリ・トレントと3年にわたる契約を結んだ。これによりフェッラーリ・トレントのスパークリングワインが、表彰式やF1のパドッククラブなどで使用される。
フェッラーリ・トレントは自動車メーカーのフェラーリとは関連のないイタリア企業。約40年前にF1で使用されたことがあり、イモラのアウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリで開催された1980年のイタリアGPで、表彰台に同社のスパークリングワインが持ち込まれた。
この数年、F1ではマム、モエ、カーボンなどの商品が使用されてきたが、今年から3年にわたり、フェッラーリ・トレントが使われることが明らかになった。
「1980年に我々はイモラでのグランプリの表彰台にいた。偉大なチャンピオンとともに写っている美しい写真がある」とルネリー・グループのゼネラルマネージャーを務めるシモーネ・マセはコメントした。
「つまり彼らはすでにフェッラーリを味わったことがあるのだ」
「そして今、我々とF1はパートナーになった。表彰台へ行くのが待ちきれない思いだ」