ながべ「とつくにの少女」の長編アニメーション化が決定。2022年3月10日に発売される単行本番外編の特装版にOADとして同梱される。
【大きな画像をもっと見る】せんせ役は福山潤、シーヴァ役は高橋李依。2019年に発表された「とつくにの少女」の短編アニメーションに引き続き、アニメーション制作はWIT STUDIO、監督は久保雄太郎と米谷聡美が務める。またティザーPVとWIT STUDIO描き下ろしのキービジュアルが公開されたほか、福山と高橋によるコメントもそれぞれ到着した。
またWIT STUDIOが主催する初のクラウドファンディングとして、「とつくにの少女」長編アニメーションの支援金を3月10日20時から5月9日にかけてKickstarterで募集。目標金額は300万円に設定されており、集められた資金は本編制作のさらなるクオリティアップ、プロモーション展開拡大のために使用される。
「とつくにの少女」は外の国と内の国、2つの国が存在する世界を舞台にしたダークファンタジー。人間の少女・シーヴァと、彼女が「せんせ」と呼ぶ異形の者の静かな暮らしがお伽話のようなタッチで綴られている。2015年9月に月刊コミックガーデン(マッグガーデン)で連載スタートし、本日3月5日発売の月刊コミックガーデン4月号で完結。4月9日に単行本の最終11巻が発売される。2019年に制作された短編アニメーションは、第44回オタワ国際アニメーション映画祭をはじめ国内外の映画祭で高い評価を受けた。
■ 福山潤(せんせ役)コメント
長編アニメーション「とつくにの少女」にて、せんせ役をさせて頂きます声優の福山潤です。原作を拝見した時は、絵本の様な印象から物語の深淵へ一気に引き込まれてしまい、自分が演じる云々は忘れて没頭してしまいました。「とつくにの少女」を読んだからこそ感じる「せんせ」の難しさを今、演じる前から噛みしめ、皆様に映像化された『とつくにの少女』をより楽しんで頂くために、全力で演じ、取り組む所存です。また、続報や何かしらの解禁情報が出されるかと思いますが、完結する原作と、完成されたアニメ作品を視て、「とつくにの少女」がどのように皆様の心に残るのか夢想しながら、「せんせ」を演じ、シーヴァとの物語が紡がれる日を心待ちにいたしております。皆様、是非ご期待下さいますよう、宜しくお願い致します。
■ 高橋李依(シーヴァ役)コメント
この度シーヴァちゃんの声を担当させていただくことになりました、高橋李依です。 くるくるふわふわ動き回り、時に繊細な表情を見せるシーヴァちゃん。 原作の空気感を大切に、声を添えるような形で彩っていけたらいいなと思っております。
そして、せんせ役を福山潤さんが担当されるとのことで、 どんな会話や雰囲気が生まれるのか未知数でもあり、ワクワクドキドキしています! ぜひ、応援よろしくお願いいたします!
■ 長編アニメーション「とつくにの少女」
□ スタッフ
原作:ながべ「とつくにの少女」(ブレイドコミックス刊)
監督・脚本・キャラクターデザイン:久保雄太郎、米谷聡美
美術監督:竹田悠介(Bamboo)
撮影監督:横井武尊(WIT STUDIO)
編集:齋藤朱里(三嶋編集室)
音楽:Schroeder-Headz
音楽制作:フライングドッグ
音響監督:はたしょう二
音響効果:出雲範子
音響制作:サウンドチーム・ドンファン
アニメーション制作:WIT STUDIO
製作:とつくにの少女 製作委員会
□ キャスト
せんせ:福山潤
シーヴァ:高橋李依
(c)2022 ながべ/マッグガーデン・とつくにの少女製作委員会