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年収1200万円超でも質素な生活「移動手段は125ccのスクーターと自転車」「車は中古車、海外旅行には行きません

2021年03月05日 07:00  キャリコネニュース

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年収1200万円以上は世間一般では高所得層だろう。しかし中には、割と質素な暮らしをする人もいるようだ。その理由は何か。埼玉県の50代既婚男性(正社員/世帯年収1500万円)は「子ども3人の学費のために働き、そして貯金する生活です」と述べ、

「移動手段は、125ccのスクーターと自転車です。車は持っていません。旅行は国内のみ。それも数年に1度のペース、海外には行ったことがありません。外食も子どもたちの誕生日ぐらいで、ほとんどしません。毎月がカツカツですから」

という声を寄せている。ほかにも年収1200万円以上のキャリコネニュース読者の声を見てみよう。(文:鹿賀大資)

「外車を望めば、子どもの私立中学校進学を諦めなければならない」


神奈川県の40代既婚男性(金融・保険系/世帯年収1300万円)は「常に老後の心配が付きまといます」と語り、普段から質素な暮らしを送る。また子どもの塾代が高額なことから「海外旅行もほとんど行きません」といい、

「車は中古で、ごく普通な生活です。私の周りも、それほど華美な人はいませんし」

と述べる。同じく40代の既婚女性(東京都/正社員)も世帯年収1300万円。収支バランスを意識しており、

「外車を望めば、子どもの私立中学校進学を諦めなければならないなど、あれもこれもというのは無理。あまり贅沢はできないが、スーパーの食料品は金額を気にせず、ある程度は自由に買える」

とコメント。 "身の丈に合った暮らし"を心掛けているようだ。

「自営業なのでリスクもある。生活は年収600万円世帯と同じくらい」

年収1200万円以上のフリーランスからの声もあった。千葉県の30代既婚男性は、夫婦と子ども2人の4人家族。世帯年収2500万円だが、

「自営業なのでリスクもある分、普段は出費を抑えています。生活は年収600万円世帯と同じくらいですかね」

と打ち明けている。神奈川県の40代既婚男性も、世帯年収2500万円のフリーランスだ。ただし男性の年収には1000万円前後の波があり、収入がすべて税金と化す年もあるという。そのため

「妻と子ども2人だが、月30万円以内の生活。残った分は貯金と投資に回している。老後や事業の浮き沈みに備えて、贅沢は一切しない」

とのことだ。この世知辛い時代にフリーランスを続けるには、堅実さが求められるのかもしれない。

※キャリコネニュースでは引き続き「あなたの世帯年収への不満を教えてください」などのアンケートへのご回答や【アマギフ1000円プレゼント】読者エッセイを募集しています。

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