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アンジェリーナ・ジョリーが12億円超で絵画売却

2021年03月04日 08:51  ナリナリドットコム

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アンジェリーナ・ジョリー(45歳)が、ウィンストン・チャーチルが描いた絵画を828万ポンド(約12億4000万円)で売却した。イギリスの首相を務めたチャーチルが、第二次世界大戦中にモロッコのマラケシュで制作した絵画「ザ・タワー・オブ・ザ・クトゥビーヤ・モスク」が、ロンドンで開催されたオークションに出品され、匿名の買い手により落札された。

オークションハウス「クリスティーズ」のスポークスパーソンは、イスラム礼拝所の塔を描いた同作品はチャーチルの「最も重要な作品」であり、「戦争中に描いた唯一の風景画」であると話す。

熱心な画家としても知られていたチャーチルは、1943年のカサブランカ会談の後に同作品を制作、その後フランクリン・ルーズベルト米大統領に贈られたが、2011年にニューオーリンズで売りに出された際にアンジェリーナが入手していた。

クリスティーズのイギリス/アイルランドのモダンアート部門の責任者ニック・オーチャード氏は、こう説明する。

「これはチャーチルの最も個人的で力強い外交術です」
「国のリーダー達の間で交わされる普通の贈り物ではありません。これはソフトパワーなのです。そして特別な関係とはこういうことなのです」


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20210364173.html