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ハイエース2台で全日本ラリー参戦! 競技を通じ『CAST』製品の開発・検証を実施

2021年03月02日 11:41  AUTOSPORT web

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CAST RACINGが全日本ラリー選手権JN3クラスに投入するトヨタ・ハイエース(TRH200)
丸徳商会は3月1日、サンコーワークスとともにラリーチーム“CAST RACING”を結成し、2台のトヨタ・ハイエースで2021年シーズンのJRC全日本ラリー選手権にスポット参戦すると発表した。

 NHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公、渋沢栄一生誕の地である埼玉県深谷市に本拠を置く丸徳商会は、自動車部品や自動車用品、機械工具の販売などを行う企業だ。

 同社は、株式会社サンコーワークスが開発・製造を行う、200系ハイエース向け機能性パーツ『CAST(キャスト)』の1次代理店として製品の取り扱いを開始するにあたり、サンコーワークスと共同でCAST RACINGを結成。

 世界中で愛用されている現行型ハイエースの乗り心地や、フィーリングを改善するための車検対応機能性パーツであるCASTの製品開発と実地検証を兼ね、2台のハイエースで全日本ラリーJN3クラスにスポット参戦するとアナウンスした。

 このプログラムの狙いは、一般道を全開で走行しその速さを競うラリーに参戦し、競技から得られる知見を製品に反映させることでさらに優れたCAST製品の開発・販売に役立てることだ。

 チーム監督は丸徳商会の徳間信平 代表取締役社長が務め、CAST RACING SANKOという車両名が与えられた1台目のハイエースは、サンコーワークス代表の喜多見孝弘がドライブする。コドライバーは木原雅彦だ。

 2台目のハイエースの車両名はCAST RACING MARUTOKUとなり、こちらはモータージャーナリストの国沢光宏と、コドライバー槻島もものコンビでの参戦が決定。なお、CAST RACING MARUTOKUは社員ドライバーの板倉麻美を起用し、他カテゴリーのラリーへの参戦も予定しているという。

 ラリーイベントと併催でハイエースオフ会なども計画しているCAST RACINGが参加予定のラリーイベントは以下のとおりだ。RoundDateEventSurfaceRd.34月9~11日ツールド九州2021 in 唐津(佐賀県)ターマックRd.55月21~23日RALLY丹後2021(京都府)ターマックRd.66月11~13日MONTRE 2021(群馬県)ターマックRd.99月10~12日RALLY HOKKAIDO(北海道)グラベル
CAST RACINGサイト:https://castracing.com/
CAST製品ページ:https://a-sanko.jp/cast/