福島県二本松市のエビスサーキットは、2月13日夜に発生した福島県沖を震源とした地震による被害による設備復旧に向け、災害支援の寄付の受付をホームページ上で開始した。災害支援寄付金は、復旧事業や今後の防災対策に使用される。
エビスサーキットは大小さまざまなコースを備え、多くのユーザーが走行を楽しんでいるコースだが、特にドリフトスタジアムはD1グランプリの舞台ともなっており、ドリフト界にとっては聖地とも言える場所だ。
そんなエビスサーキットだが、2月13日深夜に発生した強い地震により、ドリフトのスポーツ走行に使われるドリフトランドから、エビスサーキットのなかでも最も距離が長い西コースへ大規模な土砂崩れが発生した。
エビスサーキットによれば、被害規模が予想以上に大きく復旧の目途が立っておらず、2021年2月の段階ではまだ営業を中止しており、現在復旧に向けての調査、準備と並行して、二次災害防止対策を最優先で行っているというが、2020年のコロナ禍から続くイベント自粛や外出自粛制限によりサーキットの売り上げが大きく下がっており、今回の地震はエビスサーキットにとって大きなダメージとなってしまった。
エビスサーキットでは、自社での力での完全復旧は困難であり、「皆さまのご協力を賜りたく、災害支援のご寄付の受付を開始させていただきました」と3月1日、災害支援寄付の受付をホームページ上で開始した。災害支援寄付金は、復旧事業や今後の防災対策に使用される。
なお支援者には、お礼のメールと復旧完了後に『EBISU SUPPORTERS』の看板を制作し、名前が掲載されるという。また今後、クラウドファンディングでも支援を募る予定とのこと。「一日も早い復旧に向け、エビスサーキットスタッフ一同、頑張って参ります。皆さまの温かいご支援をお願いいたします」とエビスサーキットは綴っている。
エビスサーキット災害支援寄付受付ページ(日本語)
https://www.ebisu-circuit.com/donate/index.html
エビスサーキット災害支援寄付受付ページ(英語)
https://www.ebisu-circuit.com/donate/index_english.html