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【3/1~3/7の運勢】3月1週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

2021年03月01日 11:01  isuta

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isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

2021年上半期の運勢も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡

2021年上半期の運勢 今週のおひつじ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

沈黙と言葉

今週のおひつじ座は、内気と力強さが入り混じって、ひとつの思想が醸成されていくような星回り。

現代ほど人がたくさんの情報量を浴びながら生活している時代はかつてありませんが、同時に現代ほど言葉ひとつひとつの力が失われ、何かを伝えたり口にしたりすることの意味が陳腐化してしまった状況もないのではないでしょうか。

逆に、古代の言葉というのは、つねにその中心にはひとつの大きな沈黙があって、いかにそこから放射状にさまざまな言葉が形づくられようとも、繰り返しこの沈黙という中心に帰っては、あらためてこの中心から始まるようにできていました。しかもそうした傾向は、沈黙とはほど遠いものと思われがちな求愛や憤激の言葉であれば尚更強まったのです。

あなたもまた、あえて沈黙を欲することで、その沈黙の深みからやっと歩みでたばかりの最初の言葉の力強さを改めて獲得していきたいところです。

続きはこちらから 今週のおうし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

透明な無名者として在る

今週のおうし座は、こちらを立てればあちらが立たず、でもそれがどうしたというような星回り。

「沈丁や風の吹く日は香を失す」(阿部みどり女)という句では、春の到来を告げる花である沈丁花でさえも、春に吹く強い風のもとでは香りを失ってしまうのだと詠います。俳句はよく実際に起こったことを瞬間的に切り取る文芸なのだということが言われますが、これは“起こらなかったこと”に時間の経過のなかではじめて気付いた際の心のおこりを詠んだものなのでしょう。

とはいえ、その春風が吹かなければ草花も芽吹かず、鳥たちもさえずりを誘われないことも事実ですから、作者はここであえてアポリア(意図的困惑)のうちに留まっているのかも知れません。

つまり春風か、沈丁花の香りかという二者択一を早急に片付けようとするのではなく、ゆったりとそのはざまで春を味わっている訳で、ここではそんな作者そのものが春の化身となっているかのようです。あなたもまた、吹けば消えてしまいそうな新たな現実の輪郭をしずかに見守ってみるといいでしょう。

続きはこちらから 今週のふたご座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

ブランコと覚悟

今週のふたご座は、誰か何かにひとつの決定的な要求を突きつけていくような星回り。

歴史的事実を離れて勝手に解釈をするなら、サーカスの天蓋ではじめて空中ブランコが催されたとき、そこには誤って地面に落ちたブランコ師を救うネットはまだ張られてはいなかったのではないでしょうか。

というのも、ハラハラドキドキする感覚も含めての見世物で、そこでは空中で結ばれあう手と手こそが主役であって、それ以外の不必要なものの一切は省かれていたはずだから。ブランコ師とは極限状況を創りだす一種の職人であり、宙を飛ぶ瞬間はあらゆる人間関係における不安と緊張が凝縮したひとつの「作品」に他ならず、同じ空間にいるすべての者にある決定的な余韻を刻印していくのです。

すなわち、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という瞬間をいつかきっと自分も実際に体験するのだ、と。あなたもまた、「身を捨てて」ということができるかどうかが問われていくことになりそうです。

続きはこちらから 今週のかに座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

永遠に身を浸す

今週のかに座は、みずからに特別な休息を与えていこうとするような星回り。

「鶯の手もと休めむながしもと」を詠んだ河合智月は、江戸時代初期の女流俳人で、大津の荷問屋の妻でもあった人。「ながしもと」というのは、台所の流し場のあるあたりのことで、炊事やらをしていたら不意に鶯の鳴き声が聞こえてきたのでしょう。

「休めむ」はごくさりげない言い方ではありますが、現代社会において鶯の声が聞こえてきたからといって仕事の中断を決断できる人が一体どれくらいいるでしょうか。彼女の生きていた時代には、決められた通りに仕事を少しでも進めることよりも、春という新しい季節の到来に心を傾けることの方がずっと大切なこととされていたのかも知れません。

季節というものは、世界の外側から訪れる不思議な力の訪れ(霊威)として受け止められるもので、特にその初物(ここでは鶯の声)にあずかることはとても縁起がよいこととされていたのです。あなたもまた、いつもより少し仕事のペースを落としたり、生活内のストレスやノイズを減らしていくことがテーマとなってきそうです。

続きはこちらから 今週のしし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

負け犬こそ力強く、前に進むことができる

今週のしし座は、自分にできる挑戦に全力を賭けること以外の何かを、捨て去っていこうとするような星回り。

映画『リトル・ミス・サンシャイン』に出てくるのは、自己啓発プログラムの販売を目論むがうまくいかない父と、パイロットを目指して9カ月も無言の誓いを続けていたが途中で色盲が発覚する兄、ヘロイン中毒で施設を追い出された祖父と、恋人にフラれ自殺未遂を起こして保護観察が必要なプルーストの研究者である叔父、そしてそんな叔父を家族の病院から連れて帰ってきてしまった母。

そんなバラバラだった家族が、眼鏡をかけた決して美人とは言えない末娘のオリーブのミスコン出場を機に車での珍道中を決行するお話なのですが、ここで注目すべきは彼らを乗せて1100キロもの距離を走ったボロボロのワゴン車。なんとこの車、途中でギアが壊れ、エンジンが入らなくなるというハプニングが。

以降、さまざまな事件が起きる中をほとんど半壊の状態ながら、それもお構いなしで最後まで走り切り、結果的に家族をまとめあげる絆のシンボルになっていくのです。あなたもまた、駐車場のバーを突き破って高速へと乗り、全速力で走り出していったポンコツ車のように、誰になんと思われようと、ただ自分の好きなことをしていくだけと改めて過ごしていくべし。

続きはこちらから 今週のおとめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

花とともに

今週のおとめ座は、誰か何かの思い出を美しいものにしていく工夫を施していくような星回り。

「雛しまふ跡に掃(はか)るゝ花色々」という句を詠んだ炭太祇は、江戸時代中期の俳人。雛壇の飾りを片付けたあと、座敷を掃いているのでしょう。いろいろの花がある訳ではなく、実際にはほこりや紐のきれはしや紙屑や雛あられなどが散らばっているだけのはず。それでも、お雛様の形見だと思えば、ちりひとつとっても花びらのように思えるのです。

時間が流れれば、どんなに愛らしいお雛様もやがて消えゆくさだめにあるものですが、それが後に残していったものをあえて「色々の花」に見立てることで、こころの大事な部分にそっとその思い出を刻み込もうとしているのかも知れません。

ちょっとしたことではありますが、これは誰にでもできることではありません。考えてみれば、誰か何かとの結びつきへの本音や向きあい方の本質が現れるのは、その結びつきがほどかれ別れを迎える時に他ならないように思います。あなたもまた、思い出に残すのにふさわしい結びつきを見定めてみるといいでしょう。

続きはこちらから 今週のてんびん座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

地殻変動のただ中

今週のてんびん座は、自分が別のもう一人の自分にそっくり入れ替わっていくような星回り。

中国の古典に荘子の「胡蝶の夢」という有名の話があります。自分が蝶になった夢を見た荘周という男の話で、楽しく飛びまわる蝶になりきって、のびのびと快適にしていた。ところが目が覚めてみると、まぎれもなく荘周である。いったい荘周が蝶となった夢を見たのか、それとも蝶が荘周になった夢を見ているのか。荘周と蝶とは、きっと区別があるだろう。こうした移行を物化(万物の変化)と名づけるのだ、と。

ここで注目したいのは、「俄然として覚むれば(ふと目が覚めてみると)」という、荘周と蝶の異なる次元への切り替わりの瞬間であり、次元の境い目の体験。そこでは二つの次元が互いに相対化しあっており、今ここにいる自分が自分であること、それは今ここに生きている「現実」が現実であることの自己同一性、安定性が揺るがされる体験に他なりません。

そして、その地殻変動にみずからも巻き込まれつつも、それを外側から傍観することが許されず、あくまで“内側”から体験するしかないのです。あなたもまた、わたしとわたし自身のあいだで暗黙の何かが働いているような感覚を思い出していくことができるかも知れません。

続きはこちらから 今週のさそり座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

仔猫と葦笛

今週のさそり座は、からだの声に自然と従っていくような星回り。

今では珍しいものになりましたが、ひと昔前までは麦ごはんをよく食べたのだと言います。むろん、人に飼われる犬や猫にしても事情は同じで、「麦飯の麦こぼしゐる仔猫かな」(後藤夜半)は、皿に盛られた麦のご飯を食べこぼしている仔猫の様子を描いたもの。

この世の食べ物に慣れていないけれど、勢いはすごい。仔猫はその旺盛な食欲によって、自身の命をこの世に繋ぎとめようとしているのかも知れません。ネット上でもよく仔猫の画像や動画はあげられますが、彼らは必要としているものをはっきりと認識し、全身でそれを欲しているという点で、自分が何を必要としているのかも分からなくなってしまった人間よりも、生きものとして輝いていると言えるのではないでしょうか。

人間であれ猫であれ、そうして真に必要なものをいただいて命そのものを燃焼させる時にはじめて、本当の意味で人生は始まっていくように思います。あなたもまた、ひとつそんな仔猫になったつもりで過ごしてみるといいでしょう。

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illustration by ニシイズミユカ

ほどかれた胸のカタルシス

今週のいて座は、思い込みを冷ましてこじれた文脈を少しでも糺していこうとするような星回り。

「変」の旧字体「變」は漢字語源辞典によれば、上部の「䜌」はもつれた糸(絲)を分けようとする様を表わし、下部の「攴」は不安定で変わりやすい様を表わしており、そしてこれと同じ構成の字に「戀」があります。つまり「戀(恋)」とは、二本のもつれた糸が一つの言葉をはさんで、ちょっとしたことで白が黒になったり、善が悪になったりとするような事態を言うのではないでしょうか。

一方の糸から出た言葉が他方にはひっくり返って伝わっていく。いったんもつれると解くのは容易ではなく、やりとりをすればするほど互いの思い込みに輪がかかり、最終的にこころがすっかり裏返ってしまう。では言葉などない方がいいのか。然り、なしでも済むのなら、ないに越したことはないでしょう。

例えば、痴情のもつれで相手に何か言われたとしても、黙って相手を見つめるだけでいい。言いたいことを言わせておいて、最後に横を向いて煙草の煙を一吹きするか、そっと肩に手をおいて引き寄せればいい。あなたは、何と向かえど相手を変えようとするのではなく、まず自分自身を変えることで「戀」をほどいていくといいでしょう。

続きはこちらから 今週のやぎ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

新旧の現実がせめぎあう

今週のやぎ座は、これまで捨てきれなかった思いを手放していこうとするような星回り。

「むしつてもむしつても捨(すて)春の草」(小西来山)は、冬のあいだ枯れた草の下から、若草がむしってもむしっても惜しくないほど萌え出ている。そんな早春の光景を詠んだ句です。

作者は江戸時代初期の人で、家族に次々と先立たれたのだと伝わっていますが、どこか句全体に屈折した空虚さのようなものが感じられるのは、そうした作者の背景と相通じているのでしょうか。決して元通りになることがないながら心惹かれるかつての現実と、今まさにつくり出されたばかりの心許なくもすべてが目新しい現実。

二つの現実が溶けあいながらも、次第に後者に比重が移っていきつつあることを、作者もひしひしと実感して、だからこそやりきれない気持ちでいるのではないでしょうか。あなたもまた、新旧の異なる現実が入れ替わっていきつつあることを実感していくはず。

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illustration by ニシイズミユカ

誰か何かをじっと待つ

今週のみずがめ座は、“未来を待つ”ということを促していくような星回り

aikoさんの『キラキラ』は、「あたし」は「あなた」と一緒に住んでいて、「あなた」の仕事の帰りを待っているという日常の描写から始まる曲。しかし「羽が生えたことも 深爪した事も シルバーリングが黒くなった事 帰ってきたら話すね その前にこの世がなくなっちゃってたら 風にでもなってあなたを待ってる そうやって悲しい日を越えてきた」というくだりで見事に裏切られます。

ここで示されているのは、たとえ世界が滅んだとしても「あなた」を待ち続ける、という「あたし」の態度です。こんな風に「待つこと」は、未来という時制がもつ「まだ存在しない」という本質と正面から向きあっていく行為であり、あえて「あたし」と「あなた」に待ち受ける不安な将来にじっと注意を向け続けることに他なりません。

はっきり言って、多大な精神力を要する行為ですが、そうして「あたし」はいつかきっとやってくる未来に備え、自分の欲望を減却させているのだとも言えます。あなたもまた、ただ目の前のことに集中して目をふさぐのではなく、向けるべきところに目を向け続けていくべし。

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illustration by ニシイズミユカ

コスモスの一部として在ること

今週のうお座は、持ちつ持たれつのスケールを広げていこうとするような星回り。

「帆柱を便(たより)に渡るつばめかな」を詠んだ中川乙由は、江戸時代初期の伊勢の人。つばめは春になると、南の国から日本に渡ってもとの巣に戻ってくると言われています。この句を読めば、はるか南洋の海を行き来する船の映像が浮かんでくるはず。

つばめたちはそうした船の帆柱を道しるべにして、またそこで羽を休めては、日本に渡ってくる訳ですが、それは自然もまた時に人間の営みに寄り添いつつ、その力を借りていく時もあるのだということでもあります。

もちろん、つばめ自身は人間を利用してやろうという気などさらさらなく、行為のあいだにたまたま人間の営みがある訳ですが、それでも掲句には自然と人間との持ちつ持たれつのちょうどいいバランス感覚がまだまだ当たり前のように残っていたのでしょう。あなたもまた、自分のためばかりに動くのでなく、周囲や社会のためという方へとバランスをきっていくことがテーマとなっていきそうです。

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