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夫と遊びに行った子どもが「お姉ちゃんがいた」と謎の言葉 配偶者に裏切られた50代女性の悲しみ

2021年02月28日 09:00  キャリコネニュース

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不倫発覚後、「ほんの出来心で……」と言い訳をする人が多くいるそうだ。不倫をした側にとっては「出来心で非日常的な刺激を味わっただけ」でも、不倫をされた側は心に大きな傷を残す事になる。

キャリコネニュース読者の50代女性は、「夫の不倫がきっかけで調停離婚をしました」と自らの経験を打ち明ける。女性はどのように不倫に気付き、離婚に至ったのだろうか。(文:中島雄太)

「ある日、過呼吸で倒れた私をまたいで夫が出勤して行きました」


女性は当時7歳と5歳の子どもがおり、夫を含め4人で生活をしていた。「毎日が平和で幸せでした」と女性は語るが、次第に夫の異変に気づくようになった。

「『何かおかしい』とはずっと感じていました。5年間の単身赴任中、何度か子どもを連れて夫のところに遊びに行きましたが、ホテルに泊まらされたこともあります」

それだけではなく、たまに帰ってきても部屋にこもって誰かと電話をしてばかりの夫。女性の不信感は日に日に強くなっていく。夫と遊びに行った子どもが「お姉ちゃんがいた」と発言したときに疑惑は確信へと変わったが、夫の携帯電話をチェックしても証拠の確保には至らなかった。

女性は「『絶対に浮気してるよな』と悶々としながら、仕事と家事育児を1人でこなしました」とつらい日々を思い返す。また夫の酷い仕打ちは不貞行為だけに留まらなかったという。

「ある日、過呼吸で倒れた私をまたいで夫が出勤して行きました。『この人は私が死んでも平気。または嬉しいんだろうな』と思ったら涙が溢れました」

「私の入金したお金で不倫相手と生活をし、子どもまで作っていた」

女性はその後パニック障害からうつ病になり、2人の子どもを連れて実家へ戻ることに。書面で夫に離婚を切り出したが、「夫の癪に障ったのか、話し合いに応じてもらえなかったため、弁護士を立てて離婚調停になりました」。調停中は夫と姑に責められ、女性はさらに精神をすり減らした。

「夫からは『家庭的ではない』など散々言われ、姑からは『あんたが母親では子どもが可哀想』と罵られ。わずかな証拠から夫の数か月間の浮気を認めさせることが精一杯でした」

紆余曲折を経て、女性は夫と浮気相手から少しの慰謝料を受け取り離婚した。しかし今度は取り決めたはずの養育費が支払われない。女性が夫に連絡を取ろうとしたところ、衝撃の事実が発覚。

「元夫は既に会社を辞めていました。もっと驚いたのは、元夫と浮気相手の間に子どもがいたことです」

その子どもは、元夫が女性との婚姻中に生まれた婚外子。女性は「離婚前は家のローンや保育料の引き落としのため、元夫の口座に私の給料をせっせと入金していました。『私のお金が夫の第2の家庭を助けていたのか』と愕然としました」と憤る。「人生を踏みにじられて、親権さえ勝ち負けの道具にされて、いまだに私は前を向くことができないでいます」と悲痛な思いを吐露した。

※キャリコネニュースでは引き続き「不倫したこと・されたことはありますか?」や自分の性別がマイナスになっていると感じたことなどのアンケートを募集しています。

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