アルファロメオ・レーシング・オーレンは、2月22日に発表した2021年型F1マシン『C41』のシェイクダウンをスペイン・バルセロナで実施した。26日、テスト&リザーブドライバーのロバート・クビサがニューマシン初走行の役目を担った。
クビサはほとんどの周回をショートレイアウトを利用する形で29周を走行、チームは必要なチェック作業を行った。チームによると、信頼性の問題なく作業は予定どおりに進み、バーレーンでのプレシーズンテストに向けてしっかり準備を整えることができたということだ。
「今日の作業はシーズンの準備を行ううえで重要なステップだった」とチーム代表のフレデリック・バスールはコメントしている。
「一日が予定どおりに進んだことを喜んでいる。予定していたすべてのチェックを完了することができたので、この後データを分析し、2週間後のテストへの準備に集中する」
ステアリングを握ったクビサは「ニューマシンを初めて走らせるのはいつだって特別な瞬間だ」と語った。
「今日は、すべてのことを予定どおり機能させ、すべてのシステムが動作することを確認することに集中した。つまり、パフォーマンスを目的とした作業ではなかった。それでもこういったマシンに乗ることへの興奮が損なわれたりはしない。マシンの感触はよかった。開幕後、また走る機会を得ることを楽しみにしている」
プレシーズンテストは3月12日から14日にバーレーンで実施される。