広い世の中で不倫は決して珍しいことではない。火遊び的なものから本気の恋までさまざまだが、キャリコネニュースには不倫経験者からのリアルな声が寄せられている。
「元彼とずっと不倫しています。だいたい3か月に1回しか会えないけど、お泊まりデートは楽しかったです。自分の親や子ども、相手の奥さんに罪悪感はありますが、『会いたい』と毎日考えています」(40代女性/契約社員)
「『不倫は麻薬と同じ』と聞いた事がありますが、まさしくそのとおりだと思いました。一度でも女として必要とされてしまうと、もう元には戻れず。別れてもまた違う人を探して……と、現在も"不倫沼"にハマっています」(30代女性/パート)
今回は、長年思い続けてきた女性とW不倫の末に再婚まで決意した男性の体験を紹介する。(文:コティマム)
「養育費を考えると、離婚して再婚するのは経済的に無理だと諦めていました」
現在43歳の男性(正社員)は、不倫相手と再婚するために妻子を捨てて家を出た。浮ついた気持ちではなく、本気で相手の女性が好きなのだ。というのも、その不倫相手は25歳の時にプロポーズした相手。中学時代に一目惚れし、ずっと好きだった同級生で、社会人になってようやく交際できたという。プロポーズはうまくいかず、お互いに別の相手と結婚したが、ここ10年ほどW不倫の関係を続けてきた。
「彼女は2年前に離婚したので今はW不倫ではなく不倫となりました。私は会社員で、妻と2人の子どもがおります。養育費を考えると、離婚して再婚するのは経済的に無理だと諦めていました。『好きな彼女とたまに会えるだけでもいい』と割りきって、墓場まで持っていくつもりでW不倫を続けておりました」
そんな中、不倫相手は夫と「性格の不一致」から離婚した。さらにその女性は、昔の同僚から「結婚前提で同居をしよう」と申し込まれていることを明かしてきた。
「『その男性と4月から長野へ引っ越そうと思っている。このことをあなたに伝えようと思うと、好きな気持ちがあるから言い出せなくて。でも言わないといけないと決心した』と教えてくれました」
男性はこのタイミングでようやく離婚を決意した。
「家には戻らないと決め、今1人でホテルにいます」
中学時代からずっと一途に好きだった女性と結ばれたい。男性は「今自分が手を伸ばせば、彼女を捕まえることができる」と胸中を語る。
「家族のことを思いましたが、元々妻とは価値観や考え方に違いがあり不仲でした。残り半分の人生を考えた時、自分のわがままだけど、たくさんの人に迷惑をかけるけれど、離婚して彼女と再婚する決心をしました。そのことを昨日妻に打ち明け、『他に好きな人がいるので別れたい』と伝えました。家には戻らないと決め、今1人でホテルにいます。これから離婚に向けての話し合いをしなければならず時間がかかりそうですが、再婚するまで頑張ってみようと思います」
男性が家族に果たさなければならない責任は大きい。また不倫相手の女性も相応の謝罪をする必要がある。おそらく既に話し合いは進展しているだろうが、そこまでして手に入れた「本気の相手」とすぐに別れないようにしてもらいたい。
※キャリコネニュースでは引き続き「不倫したこと・されたことはありますか?」や自分の性別がマイナスになっていると感じたことなどのアンケートを募集しています。
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