火のないところに煙は立たない。しかし美人な女性の場合、普通に男性と接しているだけで変に勘ぐられ、ありもしない噂を流されることもあるようだ。キャリコネニュース読者からは、
「離婚していますが、年下の異性と話していると『首根っこ掴んでる』とか『男を垂らしこんでる』とか言われます」(40代女性/茨城県/正社員)
と美人マウントに苦しむ声が寄せられている。夫の不倫で離婚したシングルマザーの40代女性(神奈川県)は、「美人かどうかと言われると恥ずかしいのですが、今まで男性に声をかけられることは多かったです」と切り出す。(文:鹿賀大資)
「オシャレしただけで“男がいるのよ”と噂されます」
女性は10年前に離婚しているが、それを機に美人被害が増えたという。職場やプライベートなど、女性と接点のある複数の男性から声をかけられるようになった。なかには、「上から目線で“シングルマザーだから男に飢えてる”と言ってくる既婚男性もいた」という。しかし女性が断ると、その多くは手の平を返したように「セクハラ行為や暴言に走った」と信じがたいエピソードを明かす。
さらに女性は、同性の友達からも距離を置かれてしまう。友人の一人は疑心暗鬼に構えすぎたのか、自身の夫のほうから女性に近づいているにも関わらず「人の旦那に手を出すな」と激昂。女性は、「友達の夫から手を出されそうになって、それを拒絶した側なのに、なぜか彼女から絶縁まで受けてしまった」とつらい胸中を綴る。
「子どもの学校のPTA活動では、専業主婦が多くいるなか、シングルマザーは私1人。私が服やバックを買えば、『母子手当でそんなもの買って』と陰口を言われ、きれいな服を着れば『男がいるのよ』と噂されました」
ちなみに女性は、国家資格を生かした仕事をしており、収入は安定しているとのこと。男性関係については、「離婚して10年、男をそばに寄せていません」ときっぱり。
「美人だから男がいないはずはない」女の妬みに辟易
女性は陰口について、「母子手当は収入が上限を超えているので、国からの優遇措置も受けられません。服装についても、仕事上、身なりは清潔に保たなければなりません」と主張している。
しかしある時、PTA活動での陰口に耐え切れなくなり、「ママさん連中に食ってかかったこともあった」という。
「頭にきて面と向かって否定すると『美人だから男がいないはずはない』と返されました。嫌な男に言い寄られるのは、はっきりと拒絶すればいいのですが、女の妬みは陰で広まり粘着質で本当に嫌でしたね」
そんな過去に辟易する女性だが「今は快適なシングルライフを満喫しています。離婚騒動やその後のゴタゴタには疲れましたけど」と書いている。
ほかには、
「基本的に生きてるだけで異性に好かれ、交際に発展します。でもそれは内面外面共に努力している結果であって、一部からは『顔が良いから』と心ない一言を言ってくる人もいて嫌でした。色々な努力をして結果を出し、顔の美醜に関わらないところでもそう言われると不快ですね」(20代女性/東京都/IT・通信系)
「勝手な先入観や見た目の第一印象で勝手に好かれて、後から勝手にがっかりされる。母親や姉妹からの嫉妬も嫌ですね」(30代女性/大阪府/個人事業主)
といった声も寄せられた。
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